輸出商社の南米駐在員が強引な商売を進めたため、皆から狙われ行方不明になってしまう。商社海外駐在員の悲哀を描く。原作：城山三郎、脚本：八木柊一郎。出演：芦田伸介、仲谷昇、岸田今日子ほか。

政府の圧政に苦しむ民衆の、自由への憧れを幻想的に描いた音楽詩劇。夢幻的な物語の中に現代への風刺をおりこんでいる。作：駒田信二、作曲：長谷川良夫。語り手：加藤道子。

石川県金沢市木町一番丁に伝わる「やつばやし」を紹介する。締太鼓と笛のおはやしだが、太鼓の打ち方と笛のはやしに独特の特徴がある。

聴取者とタレントがチームを組み、メロディーを聴いてその歌を歌っていくゲーム。出演：水谷良重、小泉博ほか。

聴取者参加ののど自慢番組。丹下キヨ子の姐御風の独特の司会で人気を集めた。審査員はティーブ釜范。

花菱アチャコ、浪花千栄子のコンビによる上方人情ドラマ。絶大な人気を集め、関西喜劇ブームの先駆けともなった（１９５４年１２月１３日～１９６５年３月２９日放送、全５００回）。作：長沖一、音楽：上野山正男。

年老いて夫に先立たれた母。成長しそれぞれの家庭を持った息子と嫁。母と息子の関係を、親子が幼い頃にした約束話を題材に描いていく。出演：夏川静江、三津田健、荒木道子ほか。

「寿曽我対面」と「お目見得だんまり」で演奏される音楽を聞きながら、渥美清太郎氏と柏扇左衛門氏に歌舞伎の面白さ、見どころ聴きどころ、約束ごとを聞いていく。司会：池谷三郎アナウンサー。