戦後を代表する人気ドラマの最終回、花まつり特集「君の名は」完結大会。真知子と春樹の愛の完結を描く。番組の最後にサトウ・ハチロー氏が原作者・菊田一夫に捧げた詩が徳川夢声によって朗読される。作：菊田一夫、音楽：古関裕而。演奏：シャンブル・ノネット。（１９５２年４月１０日放送開始、全９８回）

斎藤茂吉の一周忌にちなみ、その晩年の生活ぶりを身近な人々の証言をもとにしのぶ。

良質で知られる京都・洛西の竹。竹づくりに携わる人へのインタビューを交え、その素晴らしさの源をさぐる。

ポッポちゃんは三人兄弟の末っ子で７歳の女の子。家族の愛情を一身に受けて成長するポッポちゃん一家を描く連続ホームドラマ。ニッポン放送開局記念番組。出演：上田みゆき、天草四郎、荒木玉枝ほか。第１回は「ポッポちゃんと子犬の巻」、作：山鳩クラブ同人。

芥川龍之介が亡くなった７月２４日がたまたま自分の誕生日なので「河童忌」は絶対に忘れないという谷崎潤一郎氏が、初対面の印象から一緒にダンスに行ったことなど芥川の思い出を語る。聞き手は中央公論社社長の嶋中鵬二氏。

石炭産業が衰退する中、筑豊炭鉱で働く人々の悲惨さと、反面元気に生きている子供たちの姿を題材にした放送劇。

従来の道徳観や物の考え方に囚われずに行動する十代の若い娘たちにマイクを向ける。

有名なタンゴの作曲家が見つけた才能ある新人歌手。もう一曲という求めに応じて歌った曲は、別れた恋人だけが知る曲だった。作：榊原やすし。出演：北村英三、速水ヒナ子、飯田覚三ほか。