高校生の企画、構成、制作によって、彼らの本音を引きだそうとするトーク番組。この回は学校や先生、マスコミについて語り合う。

原爆の爆心地に近い神崎国民学校の集団疎開は、家族の爆死により孤児を生み、学区全滅のため母校は廃校となった。戦後４１年を経て疎開地・吉木で再会した、教師と教え子たちの戦争体験をインタビューする。

３億年の時間がつくりあげた秋吉台。学術研究、鍾乳洞探検、観光開発など、それぞれの分野で秋吉台に関った人たちの語を通して、自然と人間について考える。案内役は庫本正さん（秋吉台科学博物館館長）。

明治期以来、長野県は「教育県」と言われ続けてきたのだが、前年の共通一次試験の成績は芳しいものではなかった。県民や教育現場の声を丹念に拾った取材を通して、長野県の教育の実態を検証する。

邦楽各種目の名曲を、人間国宝をはじめとする第一人者の演奏で鑑賞する「邦楽百番」。この回取りあげるのは、義太夫の「玉藻前曦袂」道春館の段。浄瑠璃：竹本住大夫、三味線：野澤錦糸。

山梨県富士吉田市の北富士演習場をめぐる利権争いに端を発する汚職事件、演習場交付金の配分権を握る市長のポストをめぐって繰広げられる激しい選挙戦など、富士のふもとの人間模様を描く。

津軽海峡の存在が北海道らしさを育んだ。その象徴である青函連絡船の廃止を前に、各界の人々が連絡船にまつわる思い出を語る。

童謡「むすんでひらいて」のメロディは、フォークソング、賛美歌、ラブソングそして軍歌と、形を変え世界中で歌われている。各国の「むすんでひらいて」を紹介しながら、フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソーが作曲者とされるこの楽曲のルーツをたどる。