歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」の作者として知られる四世鶴屋南北。彼はなぜあのような陰惨怪奇な芝居を書いたのか。化政期という時代と南北の生きざまを描く。作：高橋辰雄。出演：西田敏行、大塚国夫、藤田弓子ほか。

戦前、戦中、戦後、そして現代へと人々の歴史とともに生き続けてきた昭和の歌謡曲をレコードと話でつづる。司会は加賀美幸子アナウンサー。この回は、ゲストに作曲家の飯田三郎さんを迎えた４回目。曲は「青い貝がら」「北国のミサ」など。

奄美群島の徳之島は長寿の島として知られ、お年寄りを祖霊に近い存在として神格化する宗教観がある。しかし、この島にもお年寄りをめぐる様々な問題が浮かび上がってきた。

１９８３年５月２６日に発生した日本海中部地震で、男鹿半島加茂海岸に遠足に来ていた児童１３人が津波により犠牲となった。この痛ましい犠牲を繰り返さないために、この地震・津波の教訓を伝える。

経営にフランチャイズシステムを導入し、“教育は金のなる木”と豪語する塾経営者の教育論にスポットをあて、現代の教育を考える。

脳死後の処置についての医療現場責任者に対するアンケート調査に基づいて、「脳死をもって死」とすることの賛否を問う。

岡山県邑久町出身で、大正ロマンの代名詞となっている画家・竹久夢二は、絵以外にも唱歌や童謡の作詞に才能を発揮した。夢二のもうひとつの世界を探る。案内役は中国短期大学の石田徹教授。

沖縄から熊本へ学童疎開した人たちが、疎開先で世話になった教師、宿泊先の旅館主などを戦後４０年を経て沖縄に招待する。