日本各地で賛美歌を歌い、福音歌手として社会奉仕を続ける中国人歌手・胡美芳さん。歴史に翻弄され続けた彼女の半生を描く。

３億年の時間がつくりあげた秋吉台。学術研究、鍾乳洞探検、観光開発など、それぞれの分野で秋吉台に関った人たちの語を通して、自然と人間について考える。案内役は庫本正さん（秋吉台科学博物館館長）。

夫すら認識出来なくなった老人性認知症の妻、それをやさしく見つめる夫。生命の終章を迎えようとする老夫婦の姿を描く。原作：耕治人。出演：中村伸郎、南美江。

戦後日本の経済復興を支えてきた炭坑。北海道夕張市の親子三代の炭坑マンが、地底に倒れた仲間たちを思い、ヤマの歴史と体験を詩につづった。

高校生の企画、構成、制作によって、彼らの本音を引きだそうとするトーク番組。この回は学校や先生、マスコミについて語り合う。

明治期以来、長野県は「教育県」と言われ続けてきたのだが、前年の共通一次試験の成績は芳しいものではなかった。県民や教育現場の声を丹念に拾った取材を通して、長野県の教育の実態を検証する。

邦楽各種目の名曲を、人間国宝をはじめとする第一人者の演奏で鑑賞する「邦楽百番」。この回取りあげるのは、長唄の「四季の山姥」「横笛」「えにしの橋」。唄：杵屋佐登代、杵屋佐美奈、三味線：今藤綾子、伊勢弥生、小鼓：望月長左久、ほか。

かつて子供なら誰もが持っていた楽器・ハーモニカ。しかし昭和４０年代初頭にその人気は衰退する。なぜハーモニカの人気は衰えたのか。そのノスタルジックな音を聞きながらハーモニカの現在を見る。