安藤鶴夫の「寄席紳士録」を自身の構成・演出でラジオに再現する。第４夜は、死んだ自分の女房をまつったお宮をつくり、金をとって蝋燭をあげさせたという春風亭梅枝の奇行。出演：フランキー堺。

安藤鶴夫の「寄席紳士録」を自身の構成・演出でラジオに再現。第２夜、おでこのシャッポは三十を少し越したあぶらののり切った、中年増である。彼女と落語家との色恋話。出演：フランキー堺。

サラリーマン家庭の日常をほのぼのとしたタッチで描く連続ドラマ。“七色の声”を持つといわれた中村メイコが、一人三役をこなした。脚本：高垣葵、音楽：神津善行。

戦時中の学童疎開という異常な体験が残した心の傷を現在の視点で喜劇的に描く。作：筒井敬介、音楽：湯浅譲二。出演：八波むと志、黒柳徹子、賀原夏子ほか。

東海地方に古くから伝わる代表的な三つの祭りをとりあげ、小編成の管弦楽曲に作曲した「花祭り」「尾鷲節」「金蔵獅子」を紹介する。指揮：石丸寛、演奏：新室内楽団。

網膜剥離の手術を受ける決意ができずにいた子供が、目の見えない子供に励まされて希望をもち、手術を受けるまでを描く。眞川精太・編「目の見えない子らの作文集」から、作：藤本義一、音楽：斎藤超。出演：松田安博、大橋洋一、川端涼世ほか。

野猿公園のオリの中で男の死体が発見された。駆けつけた新聞記者が不思議な少年に出会ったのをきっかけに、死人は語り始める。作：山本太郎、音楽：江崎健次郎。出演：宇野重吉、高尾仁ほか。

安藤鶴夫の「寄席紳士録」を自身の構成・演出でラジオに再現する。第７夜は、威勢のいい啖呵、毒舌、笑いから本芸の声色に移っていく呼吸の面白さに独特の味があった初代江戸屋猫八の芸と人となり。出演：フランキー堺。