名探偵・明智小五郎と小林少年率いる少年探偵団が怪人二十面相の起こす難事件に挑戦する。江戸川乱歩原作の子供向けドラマ。脚色：沢田賢二、音楽：宇野誠一郎。（１９５６年４月１６日～１９５７年１２月３１日放送）◆「大金塊の巻」第５回、謎の暗号文書の半分が盗まれた宮瀬鉱造氏の家が舞台。明智探偵が残り半分の暗号が入った指輪について推理をめぐらせているところに、何者かから電話がかかってくる。

「寿曽我対面」と「お目見得だんまり」で演奏される音楽を聞きながら、渥美清太郎氏と柏扇左衛門氏に歌舞伎の面白さ、見どころ聴きどころ、約束ごとを聞いていく。司会：池谷三郎アナウンサー。

北アルプス立山の中腹にある「ブナ坂」を二人の専門家が案内し、新緑の森と繁殖期の小鳥の生態を紹介する。

森繁久彌と加藤道子による二人芝居の文芸ドラマシリーズ。音楽は古関裕而。１９５７年４月７日より続く長寿番組。◆「人生劇場　青春編」第７回（最終回）：父の死の知らせを受け、久しぶりに故郷に帰ってきた瓢吉。変わり果てた我が家と「恥ずかしくない男になれ」という父の遺言書を見る。葬式を済ませた瓢吉は、母のおみねと吉良常の三人で上京することを決意する。◆原作：尾崎士郎、脚本：椎名龍治。

１９５７年８月２６日、３時間に１３０ミリという集中豪雨により、奥能登地方（輪島市、門前町、穴水町）に水害が発生した。現地から被災者の声を伝え、治水対策、河川改修の問題点などを指摘する。

花を追いながら日本中を渡り歩く養蜂業の父娘がハチの全滅という悲運にあうが、先々で出逢った人々の励ましで再起を決意する。作：土井行夫、音楽：斎藤超。出演：橘義孝、岩田しず子、永野達雄ほか。

森繁久彌と加藤道子による二人芝居の文芸ドラマシリーズ。音楽は古関裕而。１９５７年４月７日より続く長寿番組。◆「人生劇場　青春編」第１回：日本は日露戦争の勝利に沸きかえり、青成瓢吉の故郷・愛知県横須賀村でも花火を打ち上げて、勝利を祝っていた。瓢吉の父・瓢太郎は、瓢吉を幼い時からたくましい男になるよう厳しく育てる。◆原作：尾崎士郎、脚本：椎名龍治。（この回は「日曜名作座」シリーズの初放送回）。

政府の圧政に苦しむ民衆の、自由への憧れを幻想的に描いた音楽詩劇。夢幻的な物語の中に現代への風刺をおりこんでいる。作：駒田信二、作曲：長谷川良夫。語り手：加藤道子。