安藤鶴夫氏が自作「雪の日の円朝」について語る。新国劇による初演時の本読みの様子や島田正吾の台詞も挿入されている。

新聞連載漫画のドラマ化。１９５７年（昭和３２）から６６年まで、三千回以上も続いた。原作：岡部冬彦、音楽：平井哲三郎。この回の脚本は佐々木恵美子。出演：柳沢真一、太宰久雄ほか。語り：早野寿郎。

クラシックサロン。津軽方言の持つ音楽的な味わいを、現代音楽との組み合わせで引き出した冒険的作品。作曲：本間雅夫。

心臓の血液循環にはじまり、言葉や幸福などにイメージを拡げながら、一人の男が半生を振り返る。脚本：田中千禾夫、音楽：松下真一。出演：平幹二朗、浜田寅彦ほか。

聴取者参加の浪曲ものまね番組。まず入門に挑戦し、その後合格する毎に初段から九段まで進める。指南役に相模太郎。司会は池谷三郎アナウンサー。

サラリーマン家庭の日常と哀歓をコメディタッチで描く連続ドラマ。ラジオ東京（ＴＢＳ東京放送）の開局と同時に開始され１３年あまり続いた。作：中江良夫、音楽：いずみたく。出演：増山江威子、佐伯徹、明石一ほか。

１９３２年のロス五輪・馬術障害飛越で優勝、のち硫黄島で戦死した西大佐の物語。競技に臨む心理や戦争への思いを回想形式で描く。原作：城山三郎「硫黄島に死す」。脚本：蓬来泰三、音楽：南安雄。出演：滝田裕介、土佐林みち子、岩田直二ほか。

広島県三原市近郊で、野猿が里へ降りて農作物を荒らし始めた。捕獲に至るまでのてん末を追う。