秋田市の銭湯「浜の湯」を会場にして、現代の銭湯がかかえる課題や問題点について行政、利用者、業者の代表がディスカッションを繰り広げる。昼のワイド番組「みみよりステーション」のコーナーをもとにした企画。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は石井澄雄さんが出演する３回連続の１回目。◆テーマは「朝の訪問」その１。様々な番組を担当してきたが、「朝の訪問」のようなインタビュー番組が好きだったと語る石井さん。中でも特に印象に残っているという、新潟県のある先生にインタビューした時の話を聞く。◆聞き手は石野倬アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は北川猛さんが出演する。◆テーマは「面影を偲ぶ」。昭和３０年代初め、ラジオ全盛の時代に、北川さんは「面影を偲ぶ」という番組を担当していた。すでに亡くなった文学者を取り上げ、その一生をエピソード中心に構成する番組であった。番組での思い出が振り返られる。◆聞き手は草柳隆三アナウンサー。

幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。４回シリーズで仏文学者の辻邦生さんを迎える。第４回は、今後の辻文学の方向について伺う。聞き手は杉沢陽太郎。

小沢昭一がＮＨＫ紅白歌合戦の向こうをはって、演歌師華やかな時代の「金々節」から戦前戦後の流行歌を無伴奏で歌って語る。（１９９２年１２月２８日・１９９３年１月１日放送の編集版。）

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は福士夏江さんが出演する。◆テーマは「私の紅白歌合戦」。福士さんがＮＨＫ紅白歌合戦の赤組司会をしたのは、第５回の１９５４（昭和２９）年、前年に続いてテレビ・ラジオ同時放送であった。今でも紅白は必ず見るという福士さんに当時のエピソードを聞く。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

中国に残留した日本婦人の人生を現代の中国人留学生の眼を通して描き、激動の歴史を背景に生きることの重みを問う。原作：班忠義「曽おばさんの海」（ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞）。

語り部の瓜生喬氏が民話「孝行猿」をもとに作った創作民話「高坂勘助覚え書き・望郷」と、新たに発見された資料と事実によって浮び上がった実在の勘助像とを比較しながら、高坂勘助の人物像に迫る。