松本市立旭町中学校桐分校は全国で唯一の刑務所内の中学校。平成２年度は１０人の受刑者が入学。彼らの入学から卒業までの一年間を担任教師の日記を軸に構成したドキュメント。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は河原武雄さんが出演する３回連続の３回目。◆テーマは「アマチュアスポーツと私」。アマチュアスポーツの放送にも熱心に取り組んできた河原さんに、放送に伴う苦心談や当時の気持ちを聞く。◆聞き手は石橋省三アナウンサー。

赤ひげ先生こと矢島嶺医師は長野県武石村の診療所長。高齢化の進む山村を舞台に、矢島先生やスタッフ、ボランティアグループが寝たきり老人や障害をもつお年寄りを支える様子を取材し、高齢化社会における福祉医療のあり方を問いかける。

各々が自分らしい生き方を求める三代の女系家族の日常を母親の視点から描く。原作：加藤幸子、脚本：森はるみ。出演、原知佐子、丹阿弥谷津子、熊谷真実、小川範子ほか。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は谷田部敏夫さんが出演する２回連続の２回目。◆テーマは「今宵輝く今週の明星」。谷田部さんの名調子で人気があった番組「今週の明星」について語られる。◆聞き手は相川浩アナウンサー。

１９９１年５月、高層ビルの工事現場に２０台のグランドピアノが持ち込まれ、１回限りのコンサートが催された。演奏されたのは、現代音楽の巨匠ジョン・ケージ作曲、２０台のピアノのための「冬の音楽」。１５人のプロピアニストとともに、そこで演奏した５人の素人ピアニストを追う。◆番組は「現代・都会に於けるコンサート（音楽）とは」というテーマで、ドキュメンタリータッチで構成される。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は北出清五郎さんが出演する５回連続の５回目。◆テーマは「報道実況・皇太子殿下の御成婚」。昭和３４（１９５９）年４月１０日、北出さんは神宮外苑で皇太子殿下御成婚祝賀パレードの中継を担当した。外苑からの実況時間はわずかであったが、とても印象深いものであったと語られる。この中継を機にテレビは各家庭へ飛躍的に普及にしていった。◆聞き手は佐藤隆輔アナウンサー。

岡山県備前市にある国宝“閑谷学校”は、江戸時代前期に岡山藩主・池田光政によって開設された世界最古の庶民学校。岡山藩立の学校で、武士も庶民も共に学んだ。この学校の創設に心血を注いだ津田永忠と周辺の人々を描く、アナウンサー・ドラマ。