ある地方都市の一番高い場所に昔から住んでいる“こだま”が夜の街を訪れ、人間たちの生活をユーモラスかつ辛辣に批判する。作：木原孝一、作曲：小倉朗。出演：坂本和子、山内雅人、篠田節夫ほか。

勝負の世界に生きる二人の関取、それを支える妻たちの喜びと悲しみを、家計のやりくりとケガの看病の機会の多い家庭生活を描く。

森繁久彌と加藤道子による二人芝居の文芸ドラマシリーズ。音楽は古関裕而。１９５７年４月７日より続く長寿番組。◆「人生劇場　青春編」第５回：瓢吉は大学生となって上京し青春を謳歌していたが、学園紛争に関わり大学生活に嫌気を起こして退学する。◆原作：尾崎士郎、脚本：椎名龍治。

花菱アチャコ、浪花千栄子のコンビによる上方人情ドラマ。絶大な人気を集め、関西喜劇ブームの先駆けともなった（１９５４年１２月１３日～１９６５年３月２９日放送、全５００回）。作：長沖一、音楽：上野山正男。

１９５７年８月２６日、３時間に１３０ミリという集中豪雨により、奥能登地方（輪島市、門前町、穴水町）に水害が発生した。現地から被災者の声を伝え、治水対策、河川改修の問題点などを指摘する。

「寿曽我対面」と「お目見得だんまり」で演奏される音楽を聞きながら、渥美清太郎氏と柏扇左衛門氏に歌舞伎の面白さ、見どころ聴きどころ、約束ごとを聞いていく。司会：池谷三郎アナウンサー。

年老いて夫に先立たれた母。成長しそれぞれの家庭を持った息子と嫁。母と息子の関係を、親子が幼い頃にした約束話を題材に描いていく。出演：夏川静江、三津田健、荒木道子ほか。

輸出商社の南米駐在員が強引な商売を進めたため、皆から狙われ行方不明になってしまう。商社海外駐在員の悲哀を描く。原作：城山三郎、脚本：八木柊一郎。出演：芦田伸介、仲谷昇、岸田今日子ほか。