静岡の歌として知られる「ちゃっきり節」は、実は鉄道会社のＣＭソングとして作られた。これを糸口に歌を軸としたＣＭ史を振り返りつつ、「広告とは何か」について雑誌「広告批評」発行人の天野祐吉氏とともに考察する。Ｋ・ＭＩＸ静岡エフエム放送とＳＢＳ静岡放送の共同制作番組。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は静岡民謡と滋賀民謡の１回目。両県の山の仕事唄を聴き比べる。茶どころ静岡からは「茶摘唄（駿河節）」「茶揉唄（駿河節）」、滋賀からは「山行唄」「桑もり唄」。

幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。３回シリーズでコピーライターの深川英雄さんを迎える。第２回は昭和３０年代後半から５０年代までの代表的なコピーについて伺う。聞き手は秋山和平。

ＹＢＣラジオ午後の生ワイド「ハッピーロード」は１９７０年４月放送開始の長寿番組。この日は“ふるさと発見ノンフィクション”最上川特集。山形県民の暮らしや歴史が刻み込まれた最上川にまつわる話をリスナーから募集し、紹介。音当てクイズなどをはさみこんで構成する。ＭＣは秋山裕靖と藤村径子。ラジオカー・リポートは沼沢文美、伊藤千枝、飯塚芳江。◆番組では「最上川５０年史」と題して、？上流地域「隠れ切支丹物語」、？中流地域「砲弾が飛んだある山村の物語」、下流地域「ゴールドラッシュ物語」という３つの秘史を紹介する。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は岐阜民謡と京都民謡の２回目。両府県の唄をリズムに着目して聴き比べる。曲目は京都の「さわぎ」、岐阜の「春駒」「白川おけさ」。

敗戦後の昭和２１年から１１年間、山形県旧戸沢村の山野は強制的にアメリカ軍の実弾射撃場とされ、村民たちは苦悩の日々を過ごした。生き証人たちの証言を通じて埋もれた戦後史を検証し、沖縄の基地問題につながる日米安保と地域住民とのかかわりに光をあてる。取材中に発掘された録音テープが、実弾射撃場のあった当時の実景を生々しく伝える。

著名人が自らの人生や仕事について語るシリーズ。草柳大蔵氏は雑誌編集、新聞記者を経て評論活動へと歩んだ。２回目は、インターネットや電子メールが通信で大きな位置を占める現代において、情報機器では伝わらない人の心の機微、豊かな人間関係の結び方とは何かを語りかける。

著名人が自らの人生や仕事について語るシリーズ。料理研究家の辰巳芳子氏は、素材を活かした料理で知られ、和洋の違いにとらわれず料理の幅を広げてきた。３回目は、料理の道を選んで良かったことを語る。