元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は北川猛さんが出演する。◆テーマは「面影を偲ぶ」。昭和３０年代初め、ラジオ全盛の時代に、北川さんは「面影を偲ぶ」という番組を担当していた。すでに亡くなった文学者を取り上げ、その一生をエピソード中心に構成する番組であった。番組での思い出が振り返られる。◆聞き手は草柳隆三アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は長浜昭麿さんが出演する。◆テーマは「熊本水害の放送」。昭和２８（１９５３）年６月２６日、熊本市は６１年ぶりの大水害に見舞われた。ＮＨＫ熊本放送局に勤務していた長浜さんが当時を振り返る。放送局の１階が水没してしまったが、取材班による現地報告や個人への電話取材で出来る限りの災害情報を放送したと語られる。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は池沢和夫さんが出演する２回連続の２回目。◆テーマは「航空機事故の報道」。昭和４１（１９６６）年は航空機の事故が立て続けに起こった。池沢さんが中継を担当した２月の全日空機羽田沖墜落事故と３月のカナダ太平洋航空機墜落事故について語られる。◆聞き手は草柳隆三アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は紅白歌合戦を特集する５回連続の３回目。山川静夫さんに話を聞く。◆テーマは「紅白歌合戦の舞台裏」その３。紅白歌合戦の司会を９回務めた山川さん。成功談、失敗談、印象にのこる審査員などについて語る。◆聞き手は草柳隆三アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は山川静夫さんが出演する２回目。◆テーマは「古典芸能の芸人たち」。昭和３７（１９６２）年から６年間、ＮＨＫ大阪放送局に勤務した山川さん。大阪の芸能は色が濃く、サービス精神があり、東京との違いに驚いたという。司会を担当した番組「古典芸能鑑賞会」、人間国宝・竹本綱太夫さんの思い出を振り返る。◆聞き手は草柳隆三アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は笹谷清子さんが出演する２回連続の２回目。◆テーマは「心身障害者とともに」。笹谷さんはラジオ番組「心身障害者とともに」を２０年以上も担当し、障害者の人たちと交流してきた。彼らとの付き合いの中で印象に残る言葉や出来事、番組を通じて訴えてきたことなどが語られる。笹谷さんは１９８１年に日本婦人放送者懇談会・ＳＪＷＲＴ賞を受賞した。◆聞き手は石野倬アナウンサー。

語り部の瓜生喬氏が民話「孝行猿」をもとに作った創作民話「高坂勘助覚え書き・望郷」と、新たに発見された資料と事実によって浮び上がった実在の勘助像とを比較しながら、高坂勘助の人物像に迫る。

１９９１年の台風１９号は青森県を直撃し、収穫寸前のリンゴがほとんど落下するという大被害をもたらした。大きな借金を抱えたあるリンゴ園夫婦の再建への軌跡をたどり、彼らの津軽リンゴに対する愛と涙、汗と熱意を描く。