邦楽各種目の名曲を、人間国宝をはじめとする第一人者の演奏で鑑賞する「邦楽百番」。この回取りあげるのは、常盤津「積恋雪関扉」の後半部分。浄瑠璃：常盤津千勢太夫、常盤津勢寿太夫、三味線：常盤津菊寿郎、常盤津一寿郎、ほか。

茶どころ静岡を舞台にお茶の歴史を探り、お茶の成分や効能を科学的に分析、生活の中のお茶を見直していく。

李順子が歌う「キン・アリラン（長いアリラン）」に魅せられたレポーターが、彼女の生い立ちや在日韓国人としてのアイデンティティ確立の経緯を追う。

旅の先々での人、物、自然とのふれあいをウィットに富んだトークと季節の詩でつづる。この回は東京都多摩郡五日市町を訪れた際の話。町の郷土館にある「五日市憲法」についても語られる。

巨大都市に生きる若者がひとりの少女との出会いによって変わっていく過程を音で表現。ファンタスティックな雰囲気と都市生活者の人間喪失感を浮きたたせる。原作：日野啓三、脚本：川崎洋。出演：加藤健一、斉藤とも子。

放送用に録音されたカウント・ベイシー楽団の１９７８年・静岡県浜松市での公演。それがレコード化された経緯や、ジャズファンのアイドルであるベイシーと日本のファンとの交流を描く。

広島で被爆し亡くなった女優・園井恵子の生涯と、彼女が所属していた移動劇団「桜隊」の記録を関係者の証言で綴る。

第二次世界大戦中、トカラ列島沖で徳之島からの疎開船「武州丸」が撃沈され多数の命が失われたが、公表はされなかった。沈没を隠した当局の意図、遺族の戦後を追う。