秋田三味線名人の浅野梅若。秋田民謡の伴奏者として民謡界をリードしてきた永沢千恵子。彼らの５０年にわたる芸の軌跡をたどる。

戦前、戦中、戦後、そして現代へと人々の歴史とともに生き続けてきた昭和の歌謡曲をレコードと話でつづる。司会は泉ピン子、関口進アナウンサー。この回は、ゲストに作詞家の星野哲郎さんを迎えた１回目。曲は「なみだ船」「浜っ子マドロス」など。

ブルースに生きがいを見出そうとするバンド“ファンキー・フロッグ”。政治的な意識や志向はなく、ミルクとカエルが好きな若者二人組である。彼らの演奏とインタビューによって、平和な’８０年代の若者気質の一面を描く。

宮城県気仙沼市の十八鳴浜は‘鳴き砂’の浜。砂がなぜ鳴くのか、なぜ鳴かないのかを作曲家・神津善行が探り、環境汚染との関係を明らかにする。

戦前、戦中、戦後、そして現代へと人々の歴史とともに生き続けてきた昭和の歌謡曲をレコードと話でつづる。司会は泉ピン子、関口進アナウンサー。この回は、ゲストに作詞家の石本美由起さんを迎えた１回目。曲は「憧れのハワイ航路」など。

小説「二十四の瞳」で知られる壺井栄を研究しているフランス人女子留学生・タラスティーさんが、流暢な日本語で小説の舞台となった香川県小豆島を訪ねる。

ナチス時代に開催されたベルリン五輪大会で、マラソンの優勝者に贈られることになっていた「古代ギリシャの兜（かぶと）」をめぐる謎を追う。優勝者である韓国の孫基禎氏はこの兜の存在を知らないが、兜は現としてベルリンの博物館に飾られている。幅広い海外取材により、当時の民族問題、ナチスドイツの独裁とからめつつ、関係者の証言をまとめる。

富山市でライブハウスを経営する男性が難病に罹り、両足を切断。しかし好きなジャズの息吹を求めて、義足でアフリカに渡る決意をする。