ブロイラーに押され、名前は広く知られながらもすっかり影が薄くなった名古屋名物・名古屋コーチン。擬人化した“コーチンちゃん”が主人公の推理ドラマ仕立てで、名古屋コーチンの歴史や現状、関係者のコーチン復活への意欲をわかりやすく紹介する。

一つのテーマで９０分間とことん話し合うリスナー参加型のトーク番組。パーソナリティは岡本和夫。地域とのコラボレーション活動にも重点をおく。早期からインターネットでも同時放送。（１９９５年１０月１０日～２００４年９月２０日放送）◆この回は、番組がシリーズで提案してきた「大谷焼の合同展」と「ボードウォークを柱とした街造り」が実を結んだ様子を伝える。

土曜日の午前８時３０分～午後２時放送。人々とのネットワークを編み上げる名人・永六輔を中心に“人と街の再発見”をめざす。◆この回は、「乙女探検隊が行く～関東新地図」：ゲストの岡田真澄が９５４キャスターと神宮・日本青年館界隈へ。「ラッキィ池田のＴＯＫＹＯ粗雑な疑問」：“たが屋”を探す中継。「六輔交遊録」：スタジオに文楽の豊竹咲大夫さんを迎える。「六輔びっくり箱」：“初めての葉書”を紹介。「山中伊知郎のクイズＴＯＫＹＯ昼メシ前」：国会図書館からの書籍修理のプロに関係したクイズを出題。「鈴木史朗のＴＯＫＹＯ１００人フロオケ」：銭湯を舞台に想い出の曲をカラオケで大合唱。「永六輔カーテンコール」：エンディング～出演者全員でのお別れ挨拶。パートナーは雨宮塔子。

先発や抑えの投手が注目を集めがちなプロ野球界で、主に中継ぎとして活躍し、防御率タイトルを獲得、リーグ登板記録も達成した、福間納投手。昭和６０年の阪神タイガース優勝にも大きく貢献した。中継ぎを天職として極めた彼の足跡を、阪神が日本一となった年を中心に振り返る。監督・選手たちへのインタビューや、緊迫感みなぎる試合の再現場面を挿入し、福間の中継ぎにかける野球哲学を浮き彫りにする。原作：後藤正治「奪われぬもの」。

古き時代より口から口へと語り継がれてきた秋田の昔話の数々を方言で語る。すごいおならをする嫁の話と、働き者のへびとみみずの話と、うり畑でひろわれた娘と天の邪鬼の話。

古代狩猟民の流れと言われる「マタギ」で全国的に知られている山形県小国町の小玉川集落を継続取材し、狩りや暮らしの実態、マタギ文化やその哲学を描き出す。番組では同集落で開催された「マタギサミット」の様子が紹介される。野生動物保護の世論が高まる中、人間と自然との新しい関係づくりを提言する。

北米大陸の最高峰マッキンリー（標高６１９４ｍ）は冬にはマイナス５０度まで気温が下がり、秒速２０ｍを超える強風が吹く。この冬のマッキンリーの登頂にひとりで挑戦した九州の大学院生・栗秋正寿さんの姿を描く。

関西の月～金午前の生ワイド番組。この回は徐々に変わりつつある阪神大震災の被災地の様子をレポートするコーナー「復興の槌音」を中心に送る。取り上げるのは青木地区。他に「電話訪問」「防災メモ」などのコーナー。パーソナリティー馬場章夫、アシスタント鳥居睦子。（１９７２年１０月６日～２００３年９月２６日放送）