鷹匠は民俗文化遺産とでもいうべきものであるが、後継者がいないため「鷹匠を育てる会」が結成された。秋田県羽後町、最後の鷹匠が鷹を訓練する様子や実際に狩りに使う様子を送る。

日本のプロ野球の様々な出来事を振り返り、当事者の証言などで検証する録音構成シリーズ。（１９７９年１０月１４日～８０年３月３０日放送、全２４回）◆見えないところで球団を支えているスカウト。選手発掘や入団交渉など、その苦労の一端を二人の名スカウトに聞く。

霧島山のふもと都城盆地（宮崎県）では旧六月に六月燈といわれる灯篭を奉納する。都城市の科長神社の六月燈にからくり花火がつきものになっており、境内の人々の上をからくり花火が飛び回る。

三味線、太鼓、拍子木にあわせて人形が踊る人形浄瑠璃が、結成された保存会によって大切に守り継がれている鹿児島県東郷町。人形を動かしたときの音などと共に保存会のリーダーの話を送る。

毎年秋、岩手県和賀郡東和町の熊野神社では、２歳の男の子が相撲親方と呼ばれる介添えに抱かれて土俵上でにらめっこをする「泣き相撲」が行われる。微笑を誘う伝統行事を紹介する。

戦前、戦中、戦後、そして現代へと人々の歴史とともに生き続けてきた昭和の歌謡曲をレコードと話でつづる。司会は泉ピン子、小池勇アナウンサー。この回は、ゲストに作曲家の遠藤実さんを迎えた３回目。曲は「ついてくるかい」「おかあさん」など。

歴史が浅いといわれる北海道の中で、函館は早くから開かれ外国文化導入の窓口となった。駅前から出る観光幌馬車、聖ハリストス教会など観光客でにぎわう夏の函館のようすを伝える。

日本のプロ野球の様々な出来事を振り返り、当事者の証言などで検証する録音構成シリーズ。（１９７９年１０月１４日～８０年３月３０日放送、全２４回）◆１９４５年１１月３０日、野球の「東西対抗」が神宮球場で行われた。戦後プロ野球の復活第１戦となったこの試合にスポットをあてる。