岡山県邑久町出身で、大正ロマンの代名詞となっている画家・竹久夢二は、絵以外にも唱歌や童謡の作詞に才能を発揮した。夢二のもうひとつの世界を探る。案内役は中国短期大学の石田徹教授。

日本海中部地震（１９８３年５月２６日、震度５・マグニチュード７．７）を経験したお年寄りとその周囲の人たちの話を聞きながら、前触れもなく襲ってくる地震災害の中でのお年寄りたちの恐怖と不安を私たち自身のものとして考えていく。

森繁久彌と加藤道子による二人芝居の文芸ドラマシリーズ。音楽は古関裕而。１９５７年４月７日より続く長寿番組。◆「居酒屋兆治」：若き日の恋の思い出を心の奥に秘めている居酒屋のあるじ・兆治、それを知っていて連れ添う女房・茂子。兆治の店を舞台に、夫婦や集う客たちの様々な人間模様を鮮やかに描く。（６回シリーズの第２回）◆原作：山口瞳、脚本：蓬莱泰三。

小学校低学年の男の子が自分のお年玉で母親にルビーの指輪をプレゼントしたというラジオへの投書を題材に、現代における親子関係を母親３０人とともに考える。

東京の各地に伝わる民話や伝説をドラマ化したものと現地取材のリポートで構成するシリーズ。この回は、港区飯倉に伝わるお団子屋の物語「お亀団子」。脚本：石井元彦、出演：山内雅人、梨羽雪子。

戦前、戦中、戦後、そして現代へと人々の歴史とともに生き続けてきた昭和の歌謡曲をレコードと話でつづる。司会は加賀美幸子アナウンサー。この回は、ゲストに作曲家の飯田三郎さんを迎えた２回目。曲は「ここに幸あり」など。

画家・原田泰治さんが、自身の生い立ちを題材にした絵本「父ちゃんのトンネル」の物語をベースに、少年時代の思い出を語る。

名古屋弁研究家の芥子川律治さんをゲストに迎えて、名古屋弁の用法、その歴史的な背景などを探っていく。パーソナリティは天野鎮雄。