まるで抜け出せない迷路に入り込んだように、わが子に対する虐待行為がやめられない母親たち。彼女たちに取材し、児童虐待の実態をレポートする。◆全国の児童相談所に多くの相談が寄せられるが、子どもたちを受け入れる施設は民間が中心で、母親の心のケアをする制度もないのが現状である。番組に登場する母親たちは、民間団体の取り組みを通じて、次第に子どもたちとのふれあいを取り戻していく。

配偶者からの暴力＝ドメスティック・バイオレンス（ＤＶ）が社会問題となりつつある中で、国会も２００１年４月にＤＶ防止法を成立させた。ＤＶの被害者である女性に取材し、以前は顕在化することが難しかったその実態を明らかする。

アイヌ語の初歩的な文法を、例文をもとに学習する番組。またアイヌの生活や文化が紹介される中で、アイヌ民族のものの考え方や見方について理解を深める。「アイヌ文化振興・研究推進機構」が行う事業の一環として放送。◆第２１回は疑問の表現の３回目、「どれ」をたずねる表現。講師：大須賀るえ子。

歌謡曲の作品世界の分析を通して、戦後日本の高度成長期における故郷から都会へと向かった時代の移り変わりと社会心理史の変容を探る。あわせて、時代を記録することとその歴史を理解することの意義を考える。講師は北海道大学の金子勇教授。（全２回）◆第２回は、都市の新しいライフスタイルを歌った“都市派歌謡曲”から、都市の青春像を歌った“青春歌謡”への変化と、その背景を探る。

アイヌ語の初歩的な文法を、例文をもとに学習する番組。またアイヌの生活や文化が紹介される中で、アイヌ民族のものの考え方や見方について理解を深める。「アイヌ文化振興・研究推進機構」が行う事業の一環として放送。◆第７回はアイヌ語には「が、に、を」がないということについて。講師：大須賀るえ子。

北海道にゆかりの人物、開拓や発展に尽くした人物を、ドキュメンタリータッチに朗読で紹介する番組。（２０００年１０月８日放送開始）◆この回は、依田勉三を取り上げる。十勝開拓の祖といわれる勉三。彼の人生を大きく変えたのは、ホーレス・ケプロンの北海道開拓構想であった。

アイヌ語の初歩的な文法を、例文をもとに学習する番組。またアイヌの生活や文化が紹介される中で、アイヌ民族のものの考え方や見方について理解を深める。「アイヌ文化振興・研究推進機構」が行う事業の一環として放送。◆第１９回は疑問の表現の１回目、「～ですか」という表現について。講師：大須賀るえ子。

戦時中に朝鮮半島から広島へ強制連行され、三菱重工業で徴用工として過酷な労働を強いられた上に、原子爆弾で被爆した韓国人たち。１９９５年、彼らは国と会社に対し、未払いとなったままの賃金の支払いなどを求めて裁判を起こした。番組では、この裁判を支援する「三菱広島元徴用工被爆者裁判を支援する会」のメンバーである日本人教師の活動と裁判の過程を追う。「イギジャ」はハングルで“勝とう”の意味。