明治時代にハワイへ移民した曽祖父母。その当時の生活を日系２世の叔母の語りで振り返る。◆日本の暮らしをそのまま持ち込み、水も電気もなく自給自足だったことや、そんな暮らしの中での楽しみなどが紹介される。現在もハワイの日系人の間に脈々と受け継がれている日本文化や伝統のルーツが探られ、また若い世代の日系人のこだわりや誇りも取材する。

北海道にゆかりの人物、開拓や発展に尽くした人物を、ドキュメンタリータッチに朗読で紹介する番組。（２０００年１０月８日放送開始）◆この回は、知里幸恵を取り上げる。アイヌ民族である彼女は、１９年という短い生涯の中で、アイヌの口伝えの叙事詩「ユーカラ」を筆録した「アイヌ神謡集」を残した。幸恵が人生をかけて完成させた「アイヌ神謡集」は、旭川を中心とした中学校の国語の教材として広く生徒たちに学ばれている。

各ジャンルで活躍する京都人が“京の茶漬け”をキーワードに「京都人気質」「京都の今と未来」を痛快に検証、考察する。◆主演は７８歳の現役医師・早川一光、京都おこしやす委員会委員長・市田ひろみ、京都出身の落語家・桂都丸、華道未生流笹岡次期家元・笹岡隆甫、ニューヨーク出身の庭園設計士マーク・ピーター・キーンの各氏。ＫＢＳ京都開局５０周年記念番組。

日曜日の昼下がりに珈琲を飲みながら音楽とおしゃべりを楽しむ、という番組。役どころはマスター・はかま満緒、ウェイトレス・小泉裕美子、常連のお客・轡田隆史、池内紀。（１９７７年４月３日放送開始）。◆この回は番組放送開始２５年目の記念特集。テーマは“ジャズ＆ラジオ”。ジャンルや世代を超えた幅広いゲストが「喫茶室」に集い、ジャズを聴きながら、当時の音楽やラジオ放送にまつわる思い出話に花を咲かせる。笈田敏夫、ペギー葉山、秋満義孝カルテット、ピアニスターＨＩＲＯＳＨＩによるライブ演奏も。作家・村松友視、落語家・林家こぶ平がゲスト出演。

北海道にゆかりの人物、開拓や発展に尽くした人物を、ドキュメンタリータッチに朗読で紹介する番組。（２０００年１０月８日放送開始）◆この回は、浅羽靖を取り上げる。北海道有数の古い歴史を持つ、札幌市の北海高校の初代校長である浅羽。彼がたてた開校以来の基本精神は「質実剛健、百折不撓」という言葉で、今も学内に高く掲げられている。

愛知県東海市にある児童養護施設・暁学園では、２歳から１７歳まで５０人の子どもたちが共同生活をおくっている。２２年前に学園にやってきた園長・祖父江文宏さんは６１歳。治ることのない病を抱えながら、子どもたちとの日々を改めて見つめ直している。

土曜日午前中の「ピクニックに行くように」気楽に楽しい生ワイド。毎週テーマを設定し、リスナーからの電話・ＦＡＸ・メールを募って参加してもらう。パーソナリティは河内真と川村育子。この回のテーマは「しても後悔！しなくても後悔！」。

戦後まもなく一世を風靡したラジオ番組「日曜娯楽版」の歴史を振り返りながら、草創期に作家の一人として活躍した主人公のラジオにかけた情熱と恋を描くラジオドラマ。当時「娯楽版」で放送された歌やコントも再現される。◆終戦後、母と姉と３人で焼け跡暮らしを始めた少年・啓二は「日曜娯楽版」のとりこになり、やがて三木鶏郎グループに加わって放送作家の道を歩み出す。作：吉村ゆう、音楽：中村勝彦。出演：加勢大周、茂森あゆみ、栗田貫一、柳生博ほか。語り：名古屋章。