ありふれたものに焦点を当てて思い出話や暮しの知恵を展開するワイド番組。（１９７４年７月１日放送開始）◆この日のテーマは「石けん」。ゲストは歌手の淡谷のり子。今はもう見かけない「クラブ石けん」の思い出や、「椿の実」や「合歓の木」で洗髪した話などがリスナーから寄せられる。

青森県内外のへき地の村を訪ね歩いて、一人芝居と前衛舞踏を演じる小さな旅一座「オドラデク道路劇場」。一座と地域の人々の出会いを通じて、地方の暮しと文化を描く。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は秋山雪雄さんが出演する４回連続の２回目。◆テーマは「ことばの研究室」。東京に転勤となった秋山さんは「用語調査委員会」に出席するようになる。そして昭和２２年、ことばや表現について考える番組「ことばの研究室」が生まれた。◆聞き手は相川浩アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は志村正順さんが出演する３回連続の２回目。◆テーマは「雨の神宮外苑」。昭和１８年１０月、神宮外苑競技場では「出陣学徒壮行の会」が行われた。実況中継を担当した志村さんが思い出を語る。◆聞き手は梶原四郎アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は藤倉修一さんが出演する３回連続の１回目。◆テーマは「国民の声をマイクに」。戦後、ＧＨＱ・ＣＩＥの民主化指導を受けて、街頭で一般の人の意見を録音して放送する番組「街頭にて」が始まった。次いで昭和２１年５月には「街頭録音」がスタート、いつしか収録場所である銀座の名物になっていた。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

母国韓国の大学在学中にスパイとして投獄され、十数年の後釈放された在日韓国人の男性。彼が交わした手紙を通し、家族や友人との心の交流や冤罪の苦悩などを、韓国の時代背景を織り交ぜて描く。

大ステージに立つことが夢の実業家。しかし出すレコードはどれも廃盤。その彼が史上最年長ロック歌手を目指して舞台に立った。

新潟県田上町の護摩堂山にはお城がおかれ、連絡のための狼煙が上げられていた。その場所で実際に狼煙を上げ、何処から見えたかをリスナーが報告する。