バングラデシュから出稼ぎにきた青年が首都圏で働く同胞たちを訪ねる。生活習慣、文化の異なる日本で黙々と働く彼らだが、日本を知れば知るほどこれが豊かな国の姿かと複雑な心境になるという。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は秋山雪雄さんが出演する４回連続の２回目。◆テーマは「ことばの研究室」。東京に転勤となった秋山さんは「用語調査委員会」に出席するようになる。そして昭和２２年、ことばや表現について考える番組「ことばの研究室」が生まれた。◆聞き手は相川浩アナウンサー。

ヨーロッパで活動する日本人音楽家の現状をレポートし、日本の特殊な音楽事情、日本人の文化享受のスタイルについて考える。

長野県出身の作曲家中山晋平のメロディーをもとに、生バンドの演奏による「実験」によって、編曲の面白さと昭和初期から日本で流行した歌のリズムの変遷を明らかにしていく。解説は作曲家の神山純一氏。

長野県下伊那谷郡阿南町は過疎・高齢化する地域の一つ。地区に住むお年寄りたちへのインタビューを交えながら、老いてゆく村の現状とこれからを考える。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は仁平武男さんが出演する２回連続の２回目。◆テーマは「ひるのいこいと私」。「農家のいこい」「職場のいこい」が番組改称して、昭和２７年から「ひるのいこい」となる。仁平さんは初代の担当アナウンサーとして、農家の人にじっくり話しかけた。◆聞き手は植木彰アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は大野臻太郎さんが出演する３回連続の１回目。◆テーマは「のど自慢事始め」。「のど自慢」初期の放送を担当した大野さんが、その番組誕生の頃の思い出を語る。◆聞き手は宮川俊二アナウンサー。

昭和二十年、九州・福岡に疎開していた旧制中学三年の“私”の目を通して、戦時中の風景と戦中から戦後への少年の心の移り変わりを描く。脚本：川崎洋。出演：北村和夫、金杉太郎。