なっちゃんは代謝異常の難病・メンケス病の女の子。自分で体を動かすことも、しゃべることもできず、寝たきりの生活を送っていた。そんな彼女のわずかに動く右手に鈴を握らせたところ、生きている証であるかのように彼女はそれを鳴らした。鈴の音はなっちゃんの世界を広げ、家族の絆もさらに強まっていく。

３０～４０才台のリスナーをターゲットにして、彼らが愛したＡＭ・深夜放送の雰囲気で送る番組。パーソナリティは小片悦子。◆リスナーからの投稿や一昔前の流行を扱ったショートコントなどのコーナーで構成する。選曲は１９７０～８０年代の歌謡曲、フォーク、ニューミュージックが中心。この回は出雲弁を駆使するユニークキャラクター・安来のおじの自作自演の曲も、ＣＤ発売記念で紹介される。

「せんだい日本語講座」を運営する「国際都市仙台を支える市民の会」略称ＩＣＡＳ（アイカス）の活動を紹介する。ＩＣＡＳは外国人の日本語教育支援と文化交流のためのボランティアを１５年続けている。◆２００１年春の日本語講座修了式の様子を紹介、ＩＣＡＳ代表の氏家洋子さんに会を設立したきっかけなどについて話を聞く。

２００１年の成人式は各地でトラブルが相次ぎ社会問題となった。自治体は“荒れる”成人式の運営に手を焼いている。そんな中、愛知県犬上市は市主催の式を廃止し、運営を新成人に委ねるという新しい形の「新成人の集い」をスタートさせた。一から企画を考えた１５人の新成人たちの悩みや迷い、その奮闘ぶりから「大人になる」とは何かを浮き彫りにする。

ユニークな文化芸能活動を展開してきた沖縄お笑いの大家、照屋林助。彼は日本本土の活弁を独特のアレンジで歌い・語る、沖縄よろず漫芸「ワタブーショー」をつくりあげた。沖縄アクセントで語り歌うという音楽は、日本本土と沖縄の絶妙な「ちゃんぷらリズム」（混ぜこぜ文化）の新しい形を息づかせてきた。沖縄ブームに隠された彼の真骨頂「ちゃんぷらリズム」について探る。

昼ワイド「オジラ！」の放送枠を拡大した特別番組。エコ＝環境スペシャルとして「里山」を特集する。ＮＰＯ三重県環境県民会議のメンバーをゲストを迎え、「里山とは何か」について話を聞く。一般リスナーの電話やＦＡＸ、Ｅメールよる参加をまじえて、里山イベントからの中継、スタジオ出演者がＦＭ三重敷地内の雑木林に入っての収録も。パーソナリティはヒーロー伊藤、柴田眞由巳。

霊場・恐山がある青森県むつ市の下北文化会館で、１０００人の観客の前にして「イタコの口寄せ（降霊）」をテーマにしたラジオドラマを公開収録。◆男イタコを生業とする伊太郎が、インチキな口寄せで悲喜劇を巻き起こす。収録会場に集まった観客たちも時に効果音作りに参加し、舞台と一体となってドラマを盛り上げる。脚本：畑澤聖悟。出演：伊奈かっぺい、黒石八郎、岸千恵子ほか。

鳥取社会保険事務局「健康づくりキャンペーン」の一環、「社会保険ラジオ健康ウォーク」の様子を伝える。◆４年振りに開催された第１０回の舞台は、かつての城下町・鳥取県若桜（わかさ）町。「若桜鬼が城」城跡や菩提寺、数々の句碑、昔ながらの白壁土蔵の「カリヤ」など、名所の数々を３５０人の参加者とともに訪ね歩く。