元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は塚越恒爾さんが出演する３回連続の２回目。◆テーマは「よど号事件と情報」。昭和４５（１９７０）年３月３１日、羽田を出発して福岡に向かっていた日本航空の「よど号」が赤軍派の学生にハイジャックされた。情報が少ない中、塚越さんは昼から真夜中まで、ほとんど一人で特設スタジオからニュースを放送した。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は飯田白馬さんが出演する。◆テーマは「地域の番組づくり・伸びゆく若葉の頃」。飯田さんがＮＨＫ盛岡放送局に赴任したのは昭和２５（１９５０）年。ホームドラマ「向こう三軒両隣り」の岩手版を放送したいと考え、「伸びゆく若葉」を制作した。土地の言葉を使って農業や時事問題を話し合うというこの番組は、高聴取率の人気番組となった。放送の基盤はローカル放送であると飯田さんは語る。◆聞き手は植木彰アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は米田武さんが出演する３回連続の３回目。◆テーマは「放送史の中のアナウンサー」その３。戦前と戦後の放送を比較すると、番組内容が大きく変わったのに伴って、アナウンスも「読み上げる」講演形式から「話し掛ける」対話形式へと変化した。現在はアナウンサーの話す標準語が放送を通じて全国に浸透しており、また時代とともにアナウンスは速くなっているという。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

３歳の時に血友病と診断され、血液製剤による治療でＨＩＶウイルスに感染。差別と偏見の中で生きてきた一人の患者が苦悩と憤りを語る。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は飯窪長彦さんが出演する。◆テーマは「洞爺丸事件から学んだもの」。青函連絡船・洞爺丸の海難事故が起きたのは昭和２９（１９５４）年９月２６日。飯窪さんが新人アナウンサーとしてＮＨＫ函館放送局に赴任してから３ヶ月が経過した頃であった。その取材現場で得た教訓などが、当時を振り返って語られる。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

日本医科大学の丸山千里博士が開発したワクチンが抗ガン剤として認可されていない現状を、共同研究者をはじめ関係者の証言によって多角的に描く。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は土門正夫さんが出演する３回連続の１回目。◆テーマは「ローマ・オリンピックでの放送」。夏季・冬季を合せて７回のオリンピックの放送を担当した土門さん。最初に放送した１９６０（昭和３５）年のローマ大会での思い出が語られる。◆聞き手は佐藤隆輔アナウンサー。

新潟県長岡市にある仏教理念を基調に運営されている終末医療施設「ビハーラ病棟」。その活動をとおして終末医療の諸問題を考える。