元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は大井安正さんが出演する２回連続の１回目。◆テーマは「歌は世につれ・のど自慢の変遷」。昭和２３（１９４８）年放送開始で、今も継続中の長寿番組「のど自慢」。大井さんが司会者であった昭和４４（１９６９）年旭川での録音を交えて、「のど自慢」の思い出を聞く。◆聞き手は中田薫アナウンサー。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は塚越恒爾さんが出演する３回連続の１回目。◆テーマは「報道中継の現場から」。報道の現場にテレビカメラが入って中継が行われるようになったのは昭和３５（１９６０）年頃。数多くの現場放送を経験してきた塚越さんが、福岡時代の三井三池炭鉱争議、「スタジオ１０２」で通った成田空港土地収用問題などを振り返る。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

差別にこだわり、ライフワークとして小説「橋のない川」の執筆を続けた住井すゑさんの思想と人間的魅力を長時間インタビューで伝える。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は行天良雄さんが出演する連続２回の１回目。◆テーマは「戦後の放送で考えた・日本の医療」。昭和２４（１９４９）年に広島、翌年には松江に赴任した行天さん。赴任地では活気や美しさを感じる反面、衛生や医療に関する情報の遅れも感じたという。現在、日本は経済的に豊かになり伝染病も姿を消していったが、高齢化という新たな問題を考えなければならないと語る。◆聞き手は加瀬次男アナウンサー。

中国に残留した日本婦人の人生を現代の中国人留学生の眼を通して描き、激動の歴史を背景に生きることの重みを問う。原作：班忠義「曽おばさんの海」（ノンフィクション朝日ジャーナル大賞受賞）。

現地に直接電話を入れ、ウクライナ独立、ソビエト連邦崩壊という歴史的転換点に立つ人々の意識と日常の暮しをレポートしていく。

幅広い分野から講師を迎え、日本語をユニークな視点から捉える「私の日本語辞典」。４回シリーズで仏文学者の辻邦生さんを迎える。第３回は、明治以後の文学者たちと西欧とのかかわりについて伺う。聞き手は杉沢陽太郎。

元アナウンサーが放送者の立場から昭和史・放送史を証言する番組。この回は紅白歌合戦を特集する５回連続の４回目。鈴木健二さんに話を聞く。◆テーマは「紅白歌合戦の舞台裏」その４。鈴木さんに紅白司会の要請があったのは、昭和５８（１９８３）年のことで紅白の視聴率が７０％を割った翌年であった。鈴木さんは本番で様々なメガネをかけて自らを演出し、それが功を奏したのか、視聴率は上がったという。また昭和５９年の都はるみさん、６０年の森昌子さんの思い出が語られる。◆聞き手は中田薫アナウンサー。