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ラジオ番組

録音でつづる戦後50年 平等を求めた女性たち(特集)

番組ID
R02482
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放送日時
1996年03月16日(土)18:05~18:50
時間(分)
43
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
概要
NHKに保存されている録音で戦後の50年を振り返る番組。進行役は相川浩アナウンサー。(1995年4月~1996年3月放送)◆この回は特集「平等を求めた女性たち」。ゲストに評論家の樋口恵子さんを迎えて話を聞く。◆今では、男女の平等は人権として当たり前のことであるが、過去には男女は不平等であり、生産が中心で生活は後回しという考え方であった。しかし「右肩上がりが全て正しい」という概念が必ずしも正しくないと気がついた時、男女が平等でないと問題は解決しないと樋口さんは言う。◆女性の参政権は、戦後に与えられたものといわれているが、実はその歴史は古く、市川房枝さんは「女性の地位向上のカギは政治に参加することだ」と言い、大正時代中期から運動を進めていた。さらに市川さんは、女性議員が一人もいない時代に治安維持法を改正させるなど、男女平等の問題に早くから取り組んでいた。◆女性で初の議員となった加藤シヅエさんは「戦後の女性の進歩はすばらしく、男性以上に重要な役割を担っている。しかし一方、子育てに迷いがあり、登校拒否や家庭内暴力といった以前には無かった問題が生じている。これは大人の責任で、反省すべきではないか」と訴える。さらに作家の佐多稲子さんは自身の作品と封建制について、また有吉佐和子さんは“恍惚の人”と高齢化社会の問題について語る。

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