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ラジオ番組

アジアTODAY

番組ID
R02715
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放送日時
2005年05月27日(金)19:30~20:10
時間(分)
40
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショー
放送局
ビー・エス・コミュニケーションズ(BSラジオNIKKEI)
製作者
ビー・エス・コミュニケーションズ(BSラジオNIKKEI)
制作社
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)、ビー・エス・コミュニケーションズ(BSラジオNIKKEI)
出演者
スタッフ
制作:宮崎裕一、制作:石井桂子、演出:田辺素鏡
概要
曜日担当制のキャスターがアジアの出来事・ニュース、トレンドや話題を題材に送る月~金曜の帯番組(2004年4月~2005年6月放送)。◆この日の番組キャスターは中国上海出身の葉千栄(東海大学教授)。中国を中心としたアジアの話題を提供し、アシスタントの梅原ゆかに内容を紹介する形で番組を展開する。内容は…『アジアニュース』:葉キャスターが中国のニュースを中心に取り上げて解説するコーナー。この回は「中国のパンダの繁殖」。『アジアの音楽』:アジアでヒットしている音楽、話題になっているアーティストを紹介。韓国のアーティスト・ハリスの話題と楽曲「エモーション」を送る。『アジアトレンドウォッチ』:アジア諸地域の社会現象、各地でうごめくトレンドをキャスター独自の分析で紹介。中国の「泣きバー」の話題、現代中国男性の心理と事情を取り上げる。『役に立たない中国語』:教科書などでは、決して教わらない中国語、社会現象を表す中国語を紹介するコーナー。この回は役に立たない中国語「兄弟は何人ですか?」。

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2005年3月31日、岐阜の路面電車が94年の歴史を閉じた。「街のシンボルが消えた」「廃止は残念」という意見の一方、「分かっていたこと」「仕方ない」との声も聞かれた。◆数十年にわたって企業努力を続けた名古屋鉄道だったが、沿線自治体は軌道敷への自動車乗り入れを黙認。電車の定時運行ができなかった。停留所の安全も確保されず、利用者は危機を強いられた。クルマ優先の行政が乗客の逸走を招き、赤字は年間17億円に。2003年、名鉄はついに路面電車事業からの撤退を表明した。◆その後、新会社が車両の運行に名乗りをあげ、沿線自治体が線路の管理を行うという条件で話が進んだが、沿線人口を多く抱える岐阜市が土壇場で断念。これが廃止への引き金となった。◆現在も線路が残っているため、まだ路面電車復活の可能性はある。実際、沿線企業が名鉄からの施設譲り受けに名乗りをあげている。しかし名鉄は「岐阜市からの働きかけがないと動かない」と交渉を拒否。対する岐阜市長は「民間同士で話し合うべき問題」とかみ合わない。◆欧米の多くの都市では、路面電車を進化させた交通機関・LRT(ライト・レール・トランジット)が活躍し、街の活性化に貢献している。日本でも、国土交通省がLRTの整備を支援する制度を2005年4月から始めたが、岐阜の路面電車を救済することはできなかった。◆専門家は「岐阜市の動き次第で、路面電車の再生は充分ありうる。そのためにはまず、市民が動かなければならない」と指摘する。街づくりの方向性を示すには、まず目の前にある路面電車の問題を解決することが必要だ。そのカギを握るのは、岐阜に暮らす人々である。◆番組では、市民、名鉄、岐阜市、国土交通省など、多方面への取材を織り交ぜて、岐阜の路面電車廃止の経緯、廃止後の現状を見つめる。そして岐阜の街づくり、地方都市の再生について考える。


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