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ラジオ番組

のりこの週刊おばさん白書 200回記念 歩く公開生放送 盛岡中津川物語

番組ID
R02791
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2005年05月08日(日)14:00~16:30
時間(分)
48
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショー
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
スタッフ
制作:藤澤光、制作:高橋博道、演出:高橋博道、構成:高橋博道
概要
日曜午後の“おばさんの・おばさんによる・おばさんのための”生ワイド番組。パーソナリティーは後藤貴子。(2001年4月8日放送開始)。◆この日は「のりこの週刊おばさん白書」200回の放送を記念して、盛岡市の中心部を流れる中津川沿いを歩きながらの公開生放送。盛岡生まれ、盛岡育ちの2人のおばあちゃんをゲストに迎えて、爽やかな5月の風景を描写しながら、盛岡中津川物語を紡ぎ出してゆく。◆穏やかで自然なおばあちゃんの盛岡弁、リスナーからのFAX、Eメールなどが折り重なり、なんとも心地よい時間が過ぎてゆく。途中ラジオを聞いていた2人のおじさんが飛び入りで参加する場面も。

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岐阜のでんしゃ 再生への1ノッチ

2005年3月31日、岐阜の路面電車が94年の歴史を閉じた。「街のシンボルが消えた」「廃止は残念」という意見の一方、「分かっていたこと」「仕方ない」との声も聞かれた。◆数十年にわたって企業努力を続けた名古屋鉄道だったが、沿線自治体は軌道敷への自動車乗り入れを黙認。電車の定時運行ができなかった。停留所の安全も確保されず、利用者は危機を強いられた。クルマ優先の行政が乗客の逸走を招き、赤字は年間17億円に。2003年、名鉄はついに路面電車事業からの撤退を表明した。◆その後、新会社が車両の運行に名乗りをあげ、沿線自治体が線路の管理を行うという条件で話が進んだが、沿線人口を多く抱える岐阜市が土壇場で断念。これが廃止への引き金となった。◆現在も線路が残っているため、まだ路面電車復活の可能性はある。実際、沿線企業が名鉄からの施設譲り受けに名乗りをあげている。しかし名鉄は「岐阜市からの働きかけがないと動かない」と交渉を拒否。対する岐阜市長は「民間同士で話し合うべき問題」とかみ合わない。◆欧米の多くの都市では、路面電車を進化させた交通機関・LRT(ライト・レール・トランジット)が活躍し、街の活性化に貢献している。日本でも、国土交通省がLRTの整備を支援する制度を2005年4月から始めたが、岐阜の路面電車を救済することはできなかった。◆専門家は「岐阜市の動き次第で、路面電車の再生は充分ありうる。そのためにはまず、市民が動かなければならない」と指摘する。街づくりの方向性を示すには、まず目の前にある路面電車の問題を解決することが必要だ。そのカギを握るのは、岐阜に暮らす人々である。◆番組では、市民、名鉄、岐阜市、国土交通省など、多方面への取材を織り交ぜて、岐阜の路面電車廃止の経緯、廃止後の現状を見つめる。そして岐阜の街づくり、地方都市の再生について考える。


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