テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

はちく 玉砕連隊、前線の証言者たち

番組ID
R02829
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2005年05月30日(月)18:30~19:00
時間(分)
31
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
スタッフ
制作:田中正人、演出:森内満、技術:本間伸博、構成:森内満
概要
第二次世界大戦中の昭和20年5月4日と5日、沖縄守備軍は沖縄本島に上陸したアメリカ軍への反撃のため「総攻撃」とよばれる作戦を実施した。この作戦で前線を戦った「歩兵第89連隊」は、旭川の部隊から多くの兵員の補充を受けていた北海道ゆかりの連隊であった。総攻撃は失敗に終わり、歩兵第89連隊も壊滅的な打撃を受けることとなったが、その戦況の詳細ははっきりしていない。総攻撃の前線で何が起きていたのか、歩兵第89連隊の数少ない生き残り兵たちを探す。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第53回報道番組部門優秀)

同じ年代の公開番組

報道特別番組ネットワーク1・17スペシャル 震災10年を超えて

阪神・淡路大震災の記憶を語り継ぎ、次なる災害への備えを呼びかける「ネットワーク1・17」(1995年4月15日放送開始)の特別番組。4組の震災体験者の話から、震災10年の月日を浮き彫りにする。パーソナリティは妹尾和夫と魚住由紀。語り、古川圭子。◆1話めは、神戸復興のシンボルにもなった「はるかのひまわり」にまつわる姉の思い。震災で亡くなったはるかちゃんという少女が生前オウムのえさにと持っていたひまわりが、がれきに花を咲かせた。近所の人たちはこれを「はるかのひまわり」と名づけ、種を集めてさまざまな場所に植え、また全国に種を送り復興のシンボルとなった。しかし姉は複雑な思いを抱いていた。◆2話めは、阪神大震災のことを伝えようと小学生で自転車日本一周を成し遂げた兄弟の10年。自分たちも被災者ながら、仮設住宅に住むお年寄りを助けたい一心で、売り上げの一部が被災者救済にあてられる本を売るため、夏休みに日本列島を横断した。8年前「ネットワーク1・17」に出演したとき、幼い声で一生懸命体験を語っていた兄弟もいまや18歳と15歳。それぞれの夢に向かって進んでいるが、どちらの夢にも震災の体験が原点にあると話す。◆3話めは、まちづくりの10年。区画整理によってまちなみは美しくなったが、利害の対立で人間関係はぼろぼろに傷ついた、東灘区のあるまちに焦点を当てる。震災は勇気の出る話だけではないことを、人々が語っている。◆最終話は、下宿先で大学生の息子を失った家族が語る、震災遺族の10年。一家は「息子の死の意味」をこの10年問い続けてきた。失われたものが帰ってこない苦しみは、10年という節目を迎えてもなお癒されることがないことを、浮き彫りにする。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組
「私の書いたポエム」スペシャル ことばの収穫祭

全国のリスナーから寄せられる創作ポエムやエッセイを、30年以上紹介し続けてきた「私の書いたポエム」の特別番組。パーソナリティは長岡一也と大橋照子。◆この日は東京巣鴨の境内に来場者100人を集めて開催した公開録音。コーナーごとにゲストを招いて、トーク、朗読、クイズ、実況、ライヴと様々な音の変化で番組を彩りながら、番組の歴史を象徴するように場の移り変わりをリスナーの詩で纏めあげていく。◆最初のトークコーナーのテーマは「天気予報をわかりやすく伝えるこころ」。ゲストの気象予報士・平井史生さんから、天気予報や解説に際しての心がけや情報に込める気持ちを聞き出す。◆次に「心に届ける和歌」。道元の残した古典和歌の朗読と、道元の著作を研究しているゲストの丸山劫外さんの解説。◆クイズコーナーでは、ゲスト出題のクイズをリスナーが解答し、会場を盛り上げる。平井さんは学問的な出題を、シンガーソングライターの杉真理さんは作詞の意図を問う。◆後半は来場者参加の「本格的坐禅体験」の臨場感を伝える。坐禅中の様子は長岡一也の厳かな実況で感じてもらう。◆ラストは会場が一体化した「トーク・ライヴ」。決していいことばかりでない「人生のおかしみ」「ことば遊び」などから笑いがおこる。「歌詞つきの音楽」に来場者が酔いしれる。◆それぞれが自分の存在、感慨をことばに表現しながら、語り継いでいきたいこころについて解き明かしていく。


school教育・教養radioラジオ番組