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ラジオ番組

とれたてワイド朝生! 再生 ~新井満の世界~

番組ID
R02834
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放送日時
2004年05月26日(水)08:38~11:00
時間(分)
57
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショー
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
スタッフ
構成:松本芽久美、制作:松本芽久美、制作:鍛冶優吉
概要
「スローラジオ」をコンセプトとする平日朝の生ワイド番組。(2004年4月放送開始)◆今回のテーマは「死ぬこと・生きること」と「死の再生」。きっかけとなったのは、「高校2年の娘を喪った哀しみの中でこの歌を聴き、心が軽くなった」という1通のFAXだった。スタッフが誰も知らなかった「この歌」とは、芥川賞作家で作詞・作曲家の新井満さんが、作者不明の英語の詩を翻訳し、自ら歌う「千の風になって」だった。現代人がなぜこの詩にこれだけ癒されるのだろうか。新井満さんをスタジオに迎え、新井さん自身の確固たる死生観や、リスナーから寄せられたメッセージとともに、生きること、死ぬことを考える。パーソナリティ:岩井克行、高野知香子。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第52回生ワイド番組部門優秀)

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宝永元年の大阪改造プロジェクト

大和川の付け替え(流域変更)から300年を機に、付け替えの歴史を検証し、これからの人と川の営みについても提言する。案内役は旭堂南海。◆付け替え工事前の大和川の流れを紹介するところから番組はスタート。江戸時代、大和川は人々に恩恵を与える川である一方で、氾濫を起こしやすい川でもあった。治水対策案として河内の農民リーダーである中甚兵衛が、大和川付け替え案を幕府に提出する。一方、新しい川により田畑を失う農民達も団結して付け替え案反対運動を起こす。苦慮した幕府は治水工事の権威者、川村瑞賢の提案により安治川の開削などの河口を広げる改良工事を行った。それでも収まることがない水害に対して、宝永元年(1704年)幕府はついに付け替え工事を行なうことを決定。付け替え工事によって洪水は減り、大和川の埋め立て地に田畑が開発された。田畑では綿が栽培され、河内木綿の産地として商品経済が機能し始め、経済都市大阪の基盤へとなった。しかしその一方で大都市堺の衰退、交通、流水系統の断絶などのマイナス面も生まれた。大和川の付け替えに伴う賛成、反対の運動はその後、大阪の民衆が団結して幕府に訴願し要求を解決するパターンを作りあげた。◆ゲストコメンテイターは大阪大学の村田路人氏、大阪産業大学の玉野富雄氏。参考文献:中九兵衛著「甚兵衛と大和川」。大和川付け替え300周年特別番組。


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