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ラジオ番組

Fresh Morning OKAYAMA

番組ID
R02841
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2005年05月04日(水)07:30~10:30
時間(分)
60
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショー
放送局
岡山エフエム放送(FM岡山)
製作者
岡山エフエム放送(FM岡山)
制作社
岡山エフエム放送(FM岡山)
出演者
スタッフ
制作:中村正昭、演出:菅井みゆき、構成:菅井みゆき
概要
「今日一日を元気よく頑張れるように、朝の大切な時間をさわやかにコーディネート」というコンセプトのもと、オンエアしているFM岡山の朝ワイドプログラム。洋楽・邦楽を交えた心地良い音楽と朝一番におさえておきたい天気・ニュース・交通情報を織り交ぜて構成。(1999年4月1日放送開始)◆この日のDJは森田恵子。「OKAYAMAモーニングポケット」では、岡山県の情報を提供。9時台の「Wednesday Wind」では、岡山ゆかりの今“旬”な人にインタビュー。オリジナルCD「倉敷物語」を制作した六ッ森ケイ子さんが出演。10時台の「KEI chun Cafe」は、コーヒーを始め、紅茶、スイーツ、雑貨、ショップなど“カフェモノ”にこだわってカフェ事情を調査。岡山名物きびだんごの新商品「ラムネきびだんご」を紹介する。岡山県内各地に電話をつなぐコーナーでは、ヨーグルト工場で販売しているソフトクリームについて話を聞く。

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岐阜のでんしゃ 再生への1ノッチ

2005年3月31日、岐阜の路面電車が94年の歴史を閉じた。「街のシンボルが消えた」「廃止は残念」という意見の一方、「分かっていたこと」「仕方ない」との声も聞かれた。◆数十年にわたって企業努力を続けた名古屋鉄道だったが、沿線自治体は軌道敷への自動車乗り入れを黙認。電車の定時運行ができなかった。停留所の安全も確保されず、利用者は危機を強いられた。クルマ優先の行政が乗客の逸走を招き、赤字は年間17億円に。2003年、名鉄はついに路面電車事業からの撤退を表明した。◆その後、新会社が車両の運行に名乗りをあげ、沿線自治体が線路の管理を行うという条件で話が進んだが、沿線人口を多く抱える岐阜市が土壇場で断念。これが廃止への引き金となった。◆現在も線路が残っているため、まだ路面電車復活の可能性はある。実際、沿線企業が名鉄からの施設譲り受けに名乗りをあげている。しかし名鉄は「岐阜市からの働きかけがないと動かない」と交渉を拒否。対する岐阜市長は「民間同士で話し合うべき問題」とかみ合わない。◆欧米の多くの都市では、路面電車を進化させた交通機関・LRT(ライト・レール・トランジット)が活躍し、街の活性化に貢献している。日本でも、国土交通省がLRTの整備を支援する制度を2005年4月から始めたが、岐阜の路面電車を救済することはできなかった。◆専門家は「岐阜市の動き次第で、路面電車の再生は充分ありうる。そのためにはまず、市民が動かなければならない」と指摘する。街づくりの方向性を示すには、まず目の前にある路面電車の問題を解決することが必要だ。そのカギを握るのは、岐阜に暮らす人々である。◆番組では、市民、名鉄、岐阜市、国土交通省など、多方面への取材を織り交ぜて、岐阜の路面電車廃止の経緯、廃止後の現状を見つめる。そして岐阜の街づくり、地方都市の再生について考える。


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