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ラジオ番組

はやみみラジオ!水野晶子です

番組ID
R02845
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年06月20日(火)06:00~07:45
時間(分)
87
ジャンル
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トーク・ワイドショー
放送局
MBSラジオ(毎日放送)
製作者
MBSラジオ(毎日放送)
制作社
MBSラジオ(毎日放送)
出演者
スタッフ
制作:今道彰、演出:大谷邦郎
概要
MBSラジオ平日朝の報道・情報ワイド番組。「誰かにしゃべりたくなる、お出かけ前の情報源」をキャッチコピーに、最新のニュースと生活情報を伝え、独自の切り口で分析する。パーソナリティーは水野晶子と桂かい枝。ニュース解説は毎日新聞の近藤勝重。(2005年4月放送開始)◆この日はテーマ「世界の中の日本」でリスナーからのFAXとメールを呼び込む。南利幸の「はやみみお天気」は大東市の深北緑地公園から。コーナー「音楽いろいろ、ちょいかじり!」では漣健児氏について紹介。「できるだけ調査します!」は小泉政権の5年間について、辺見庸氏に香山隆司記者がインタビューする。7時台のニュースでは北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の動きについて、早稲田大学の重村智計教授と電話をつなぐ。「近藤さんのしあわせの雑学」は、男はつらいよ・あじさいと寅さんについて。時事川柳の発表も。
受賞歴
ギャラクシー賞(第43回奨励賞・DJパーソナリティー賞/水野晶子)

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ピノキオの足になったけれど

今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。


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