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ラジオ番組

秋田民謡伴奏列伝 ~おがるもの・おがらせるもの~

番組ID
R02907
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年04月30日(日)16:00~16:50
時間(分)
46
ジャンル
school教育・教養music_note音楽
放送局
秋田放送(ABS)
製作者
秋田放送(ABS)
制作社
秋田放送(ABS)
出演者
スタッフ
構成:越前屋洋子、演出:越前屋洋子、制作:三ツ井雅夫、技術:福田正樹
概要
民謡王国の秋田県には民謡日本一の唄い手がたくさんいる。タイトルを持ちステージに立つ唄い手はスポットを浴びて拍手をもらうが、伴奏陣はどうしても裏方として引き立て役になることが多い。番組では三味線・尺八・太鼓・おはやしなどの伴奏陣に焦点を当て、唄い手と伴奏の関係をステージの公開録音を通して考える。◆秋田市の栄太楼で行われた小野花子一座の民謡ステージの様子を、唄い手と伴奏陣へのインタビューをまじえて紹介する。唄い手と伴奏はお互いに育てられて成長し、実力をつけていくのだ。その関係は秋田のことばで「おがるもの(成長するもの)・おがらせるもの(成長させるもの)」である。ステージの司会はあべ十全。番組の案内役は工藤牧子。

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天野祐吉“我らの時代” ~県民性について~

局社移転にともなう大掃除中に、南海放送の地下倉庫から昭和39年頃のラジオドラマの脚本集が見つかった。昭和39年といえば東京オリンピックの年。テレビ放送が軌道に乗ってきた頃で、南海放送の創立理念の一つであった「自社制作のラジオドラマづくり」が減速し始めた時代である。◆南海放送劇団はラジオドラマ制作のために昭和28年に創られた劇団。当時の劇団員たちはどうラジオドラマに取り組んでいたのか? 見つかった「ラジオドラマ脚本集」を現在のスタッフでリメイクしてみようと試みる。脚本集の中の作品「県民性について」は当時30歳、南海放送劇団に在籍していた天野祐吉さんの脚本。主人公をおかない、場面転換に説明ナレーションを付けないという実験的意欲作である。◆ラジオドラマ「県民性について」のテーマは「マスコミ文化が地方の垣根を壊す中における県民性」。ドラマの約束事を無視して、天野祐吉のメッセージをたたみかけている。リメイクに挑む現在の制作陣は頭を抱えたが、天野さんの条件は台本通りのつくりならOKというものであった。◆番組は、南海放送劇団のメンバーが当時を語るインタビューパートと、リメイク版「県民性について」ドラマパートで構成される。


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