テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

NACK5スペシャル 漣健児の時代 ~カバーポップスがくれた夢と希望~

番組ID
R02926
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年03月27日(月)01:00~01:50
時間(分)
50
ジャンル
music_note音楽
放送局
FM NACK5
製作者
FM NACK5
制作社
FM NACK5
出演者
スタッフ
制作:谷朝美、企画:田中秋夫、構成:田家秀樹
概要
2005年3月、レギュラー番組「K’sトランスミッション」に漣健児さんがゲスト出演した時のインタビューをもとに、漣さんの音楽活動の足跡を追いながら彼の作品を紹介する。出演はミュージシャンの坂崎幸之助。◆ゲスト出演から3ヶ月後、漣さんは急逝した。1960年代にアメリカンポップスを日本人歌手が日本語で歌うカバーポップスの訳詞を手がけ、数多くの大ヒット曲を生み出した漣さん。番組では関係者への取材を進め、訳詞というより作詞に近いと言われる漣さんの作品群を紹介していく。さらにカバーポップスの時代が急に終焉を迎えた理由や、その後の漣さんの活動も追い、JーPOPの黎明期から現在の全盛時代に至る日本のポピュラー音楽史を描く。

同じ年代の公開番組

燈燈無尽 ヒロシマを伝えたい

母親の胎内で被爆した“最も幼い被爆者”原爆小頭症患者たち。身体と知能に障害をもって生まれ、今も苦しみながら生きている。◆女優の斉藤とも子さんは、その原爆小頭症患者たちを見つめ続けるひとり。芝居の役作りのため広島を訪れ、知り合った被爆者の話が斉藤さんの生き方を変えた。斉藤さんは仕事の合間に勉強し大検をクリア。大学に入学し「被爆者の戦後史」を専攻した。◆自費で広島に通って被爆証言に耳を傾けるうち、原爆小頭症患者の存在を初めて知った。胎児の状態で、原爆の強烈な放射線に曝された彼ら。親たちは年老い、我が子の暗い未来を悩みながらこの世を去った。家族の多くはいわれなき差別や偏見から逃れて隠れるように生きてきた。◆斉藤さんは小頭症患者とその家族の会「きのこ会」の会員たちを訪ね続け、散逸していた資料を集め、家族の手記の清書も手がけた。大学院に進んだ後も「小頭症患者とその家族の生きていた証を残したい」と研究を優先し、時には女優の仕事もキャンセルした。◆原爆小頭症患者たちの記録を続ける斉藤とも子さんと、患者と家族との交流を通して、被爆61年目のヒロシマの真実に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組