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ラジオ番組

Fresh Morning OKAYAMA

番組ID
R03020
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年05月26日(金)07:00~10:00
時間(分)
60
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショー
放送局
岡山エフエム放送(FM岡山)
製作者
岡山エフエム放送(FM岡山)
制作社
岡山エフエム放送(FM岡山)
出演者
スタッフ
制作:牛嶋俊明、演出:牛嶋俊明、構成:牛嶋俊明
概要
今日一日を元気よく頑張れるように、朝の大切な時間をさわやかにコーディネートするというコンセプトのもと、オンエアしている平日朝のワイド番組。「ラジオでおかやまクイズ」では岡山にまつわるクイズを出題。「OKAYAMAモーニングポケット」では広報スタッフ川上さんとの掛合いで、岡山県の情報を提供。「全国ぶら~り生電話」では、今回は熊本県天草諸島の話題を伝える。DJ牛嶋が岡山県の旬な人々にインタビューする「今週の人間(ひと)」では、合作で絵本を出版した小学校の先生と生徒を迎える。◆パーソナリティ:牛嶋俊明

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ピノキオの足になったけれど

今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。


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