テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

FMシアター 百億光年の貝殻

番組ID
R03122
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年08月26日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
脚本:相良敦子、演出:保科義久、制作統括:青木信也、音楽:北爪道夫、技術:加村武、効果:山田正幸
概要
人がこの世に生を受け、人と人が偶然出会い人生を営む、そんな当たり前だけれども、今ここに在ることの不思議を描く。◆室井と浜崎は小学生時代、踏切事故に遭いそうになったが、奇跡的に助かった。それから34年、同窓生の集まりで二人は久しぶりに再会する。そして、偶然乗り合わせた路面バスが大事故に遭い、今度は浜崎が死亡し、室井だけが生き残った。思い返せば、浜崎との出会いも偶然だった。浜崎から別居中の妻への思いを聞いていた室井は、重い気持ちで彼女を訪ねるが、彼女もまた偶然、浜崎に救われていたのだった。作:相良敦子、音楽:北爪道夫、出演:横堀悦夫、山田辰夫、水野ゆふ、ほか

同じ年代の公開番組

不毛の連鎖~モラルなき森からの伝言~

札幌市郊外の閑静な住宅地。その近くの一見美しい森は、実は北海道でも最大級の不法投棄の現場である。森の中に廃車や電化製品の山がおよそ300mに渡って続いている。◆ゴミの森の主とも言える男性がいる。男性は10年前から森に住み、廃棄物を売るなどして生計を立てている。ゴミではないのか?との追求にも男性は「有価物=商品」だとして、一歩も譲らない。さらに取材の結果、勝手に他人の土地に廃棄物を置いていることも判明した。「誰も迷惑していない」と開き直る男性。◆札幌市はこれまで、民有地であり、男性がゴミではないと主張するため手をこまねいてきた。しかし環境省が去年8月、行政指導の指針を改定したため、市が「廃棄物」だと判断すれば、改善命令や告発が可能になった。札幌市はこの春、雪が解けるのを待って森に入り、ゴミの一掃を目指して男性と交渉を始めた。◆「法律が俺の後から出来た」と勝手な言い訳を並べ、市の担当者と丁々発止のやり取りを繰り広げる男性。会話はかみ合わぬままである。市は最終手段として、行政代執行も視野に入れているが、現場が民有地でもあり、多額の税金の投入には市民の理解が得られない恐れもある。結局現状の打破には男性の合意が必要で、今も堂々巡りが続いている。◆説得する市の担当者と、どこ吹く風の男性。札幌のゴミの森で繰り広げられるゴミを巡る騒動。物言わぬ森からは、今日も男性の作業の音が聞こえてくる。HBCラジオドキュメント。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組