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ラジオ番組

千の鳥になって… 蒲谷鶴彦の遺したもの

番組ID
R03207
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放送日時
2007年04月08日(日)05:45~05:55
時間(分)
36
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
文化放送(JOQR)
製作者
文化放送(JOQR)
制作社
文化放送(JOQR)
出演者
聞き手:外谷健司、語り:鈴木節子、語り:高橋小枝子
スタッフ
構成:鈴木節子、構成:高橋小枝子、演出:鈴木節子、演出:高橋小枝子、制作:鈴木節子、制作:高橋小枝子、音声:久保田正三
概要
文化放送の最長寿番組は、1953年5月に放送が始まった「朝の小鳥」だ。その収録・構成を担当していた蒲谷鶴彦氏がこの年、80歳で亡くなった。彼の足跡を4回のシリーズでたどる。蒲谷氏は文化放送開局翌年から2006年6月まで、半世紀にわたてこの番組を担当し、放送回数は1万4000回を超えた。彼が野鳥の声の録音に打ち込む姿に影響を受けた人々の声、また彼が遺したもの、伝えたかったことを、彼自身の言葉を通して浮き彫りにする。第1回「蒲谷さんと朝の小鳥」、第2回「蒲谷さんと仲間たち」、第3回「蒲谷さんの録音秘話」、第4回「蒲谷さんの遺したかったもの」(2007年4月8日~29日放送)。

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