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ラジオ番組

SCHOOL OF LOCK! 不登校リスナーの生きる音

番組ID
R03266
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2006年02月21日(火)22:00~23:55
時間(分)
26
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショー
放送局
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
製作者
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
制作社
エフエム東京(TOKYO FM・FM東京)
出演者
スタッフ
制作:森田太、演出:横川涼、演出:白崎美帆、構成:土屋瞳、構成:森田太、構成:諏訪勝
概要
「SCHOOL OF LOCK」は、未来の“鍵”を握るラジオの中の学校。パーソナリティの「やましげ校長」と「やしろ教頭」を中心に、若者の声に正面から向き合う平日夜の生ワイド番組。(2005年10月放送開始)◆今回の中心となる登場人物は、番組のBBSに書き込みをした不登校リスナーのターロ君。唯一の日課がCDで音楽を聴くとことだという彼に、CDではなく生きた音楽(LIVE)に招待するので感想レポートを書いてみないか、と呼びかけた。それに応えてバンプオブチキンのライブレポートを送ってきたターロ君。校長と教頭が彼に電話し、同じ境遇のリスナーとも電話で話し合う。

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ピノキオの足になったけれど

今年春、大阪市内のステージに、コンテンポラリーダンスを踊る大前光一さんの姿があった。大前さんは3年前の交通事故でダンサーとして大切な左足を失なった。事故の大きなショックの中で、彼を支えたのは「ダンスをしたい」という強い気持ちだった。尊敬するダンサー、Noism(ノイズム)の金森穣さんの言葉が、彼を勇気づけた。大前さんは驚異的な回復力で、義足でのダンスが可能となった。◆障害を負ったことで、大前さんは逆に身体表現としてのダンスに対する考え方を深化させた。日本舞踊、能、世阿弥の花伝書など日本の伝統舞踊の世界にも関心が深まった。◆ダンスをする一方で、生活を維持しなければならない。交通事故の加害者が夜逃げし、賠償は無い。大前さんは生活のため、睡眠時間を犠牲にして3種類の仕事をこなしている。徒歩で小荷物を集配する仕事は義足の足にこたえる。仕事のすき間を捻出し、ダンスに取り組む。大前さんにとってダンスをしている時間が一番充実している。◆障害を持つ身体は大前さんを制約している。しかし彼はダンサーにとって致命的といえる足に障害を受けたことを貴重な体験として受け入れ、制約されることで、時間、動作、物事、人生の大切さを感じている。大前さんは障害を負ったことで、知りえなかったダンスの境地を開拓し、新たなダンスを創造しようとしている。◆ラジオ大阪特別番組。


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