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ラジオ番組

ほのぼのワイド 中村こずえのsmile for You

番組ID
R03572
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年05月20日(水)09:00~12:25
時間(分)
59
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショー
放送局
静岡放送(SBS)
製作者
静岡放送(SBS)
制作社
静岡放送(SBS)
出演者
スタッフ
制作:上原孝男、演出:清水康平、演出:青山彰、技術:小川啓子、技術:瀬戸尾香苗、構成:曽根清美
概要
3時間半のワイド冒頭は、その日の番組の方向性を決める中村こずえのコラム。その時々の社会的な出来事、日常的な出来事を数珠つなぎに展開し、身近な生活の一こまに落とし込んでいく。リスナーは記憶の引き出しを次々と開け、思い思いのメッセージを番組に届けてくれる。そのメッセージから、地域に暮らす人々の顔や家庭の姿が浮かび上がってくる。◆この日は横須賀に漂着したペットボトルに入っていた「たからの地図」の差出人が、静岡県河津町の少年だったという話題から始まる。キューバ、環境問題、一斗缶、昭和、醤油など、寄せられるメッセージをスタッフが選別、構成しながら、番組を展開する。

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故郷に逃げも隠れもしない墓 ハンセン病問題基本法施行によせて

国立療養所大島青松園で暮らすハンセン病元患者の大西笑子さんは18歳で入所した。病気が治ればすぐに帰れると思って入所したが、すでに半世紀以上が経つ。入所者盲人会の世話係がきっかけで川柳を作りはじめ、これまで故郷や日常を詠んだ句をたくさん作った。「故郷に逃げも隠れもしない、墓」は故郷への思いを詠んだ渾身の一句である。1996年(平成8)にライ予防法が廃止されてから多くの人が大島へ訪れるようになり、環境も激変した。大島にあった庵治第二小学校の子どもたちとの交流も盛んになり、川柳指導もしていた。(庵治第二小学校は青松園の職員の家族が通っていた学校で、2年前に生徒数の減少で閉校した。児童たちが青松園を案内する「大島案内引き受け会社」というユニークな活動が話題になった。)そして今年4月から施設の存続と発展を目指すハンセン病問題基本法が施行になった。これはどんな法律で、大島青松園の今後はどうなるのか。大西さんの川柳を通してハンセン病元患者の隔離、差別、偏見の歴史を学び、地域との交流の輪を広げることを願う。


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