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ラジオ番組

開局50周年記念東海ラジオアーカイブス はばたけ!こどもたち

番組ID
R20046
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放送日時
2009年04月05日(日)14:30~15:00
時間(分)
30
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
東海ラジオ放送
製作者
東海ラジオ放送
制作社
東海ラジオ放送
出演者
スタッフ
脚本:山県昭彦、演出:鈴木憲喜、制作:鈴木憲喜
概要
“全ての子供は健康と幸福を享受する権利を持つ”という国連の児童権利宣言採択から20年を記念した国際児童年(1979年)に、今一度子供の幸せと未来について考えようと1週間にわたって放送された、国際児童年参加特別番組の1日目。「家庭と子供」をテーマに、スタジオゲストコメンテーターの藤本義一氏と共に、親子関係のあり方を考える。武田鉄矢氏の「子供の頃の思い出」、竹下景子さんのナレーションで綴る「世界の子供たち」、子供たちに聞く「お母さんによく言われること」、児童問題研究家の吉岡たすく氏の「親と子のふれあい」についての話などで構成する。(初回放送1979年8月6日、第18回前島賞コンクール前島賞受賞)

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故郷に逃げも隠れもしない墓 ハンセン病問題基本法施行によせて

国立療養所大島青松園で暮らすハンセン病元患者の大西笑子さんは18歳で入所した。病気が治ればすぐに帰れると思って入所したが、すでに半世紀以上が経つ。入所者盲人会の世話係がきっかけで川柳を作りはじめ、これまで故郷や日常を詠んだ句をたくさん作った。「故郷に逃げも隠れもしない、墓」は故郷への思いを詠んだ渾身の一句である。1996年(平成8)にライ予防法が廃止されてから多くの人が大島へ訪れるようになり、環境も激変した。大島にあった庵治第二小学校の子どもたちとの交流も盛んになり、川柳指導もしていた。(庵治第二小学校は青松園の職員の家族が通っていた学校で、2年前に生徒数の減少で閉校した。児童たちが青松園を案内する「大島案内引き受け会社」というユニークな活動が話題になった。)そして今年4月から施設の存続と発展を目指すハンセン病問題基本法が施行になった。これはどんな法律で、大島青松園の今後はどうなるのか。大西さんの川柳を通してハンセン病元患者の隔離、差別、偏見の歴史を学び、地域との交流の輪を広げることを願う。


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