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ラジオ番組

エフエム沖縄25周年特別番組 FOREVER BLUE 美ら海からのたより

番組ID
R20085
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年08月31日(月)09:45~09:50
時間(分)
70
ジャンル
school
教育・教養
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
エフエム沖縄(FM沖縄)
製作者
エフエム沖縄(FM沖縄)
制作社
エフエム沖縄(FM沖縄)
出演者
スタッフ
制作:山川悦史、音楽:照屋林賢、効果:玉城義孝
概要
沖縄の海にすむ生き物や人々の文化、風習を通じて沖縄の自然の素晴らしさや魅力を、様々な音に乗せて届ける。サンゴの産卵、イノーの生物、ジンベエザメ、マンタの出産、ザトウクジラ、ウミガメ、深海の魚などのほか、ウークイや浜下りなどの風習も紹介される。番組内で使用される音は、沖縄美ら海水族館で実際に収録した音源や貴重な生物の鳴き声。水族館の飼育スタッフへの取材に基づいた様々なエピソードも織り交ぜられている。(2009年8月31日~10月2日放送、全25話。エフエム沖縄初の全国ネット番組。)

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故郷に逃げも隠れもしない墓 ハンセン病問題基本法施行によせて

国立療養所大島青松園で暮らすハンセン病元患者の大西笑子さんは18歳で入所した。病気が治ればすぐに帰れると思って入所したが、すでに半世紀以上が経つ。入所者盲人会の世話係がきっかけで川柳を作りはじめ、これまで故郷や日常を詠んだ句をたくさん作った。「故郷に逃げも隠れもしない、墓」は故郷への思いを詠んだ渾身の一句である。1996年(平成8)にライ予防法が廃止されてから多くの人が大島へ訪れるようになり、環境も激変した。大島にあった庵治第二小学校の子どもたちとの交流も盛んになり、川柳指導もしていた。(庵治第二小学校は青松園の職員の家族が通っていた学校で、2年前に生徒数の減少で閉校した。児童たちが青松園を案内する「大島案内引き受け会社」というユニークな活動が話題になった。)そして今年4月から施設の存続と発展を目指すハンセン病問題基本法が施行になった。これはどんな法律で、大島青松園の今後はどうなるのか。大西さんの川柳を通してハンセン病元患者の隔離、差別、偏見の歴史を学び、地域との交流の輪を広げることを願う。


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