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ラジオ番組

ラジオがやってくる! 谷川俊太郎と自由学園の子どもたち

番組ID
R20120
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放送日時
2010年03月03日(水)19:15~20:00
時間(分)
45
ジャンル
school教育・教養
放送局
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
製作者
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
制作社
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
出演者
スタッフ
構成:小西勝明、脚本:本多麻記子、演出:本多麻記子、制作:本多麻記子、音楽:パリャーソ、技術:隈元聡、音声:新居章夫、効果:パリャーソ
概要
詩人の谷川俊太郎氏が、自身の詩の世界観を表現した音楽会の模様を通して、言葉と音の力を伝える。◆2010年2月、自由学園記念講堂で『言葉(ことのは)音楽会』が開かれた。「わるくち」「これはのみのぴこ」など谷川さん自身による楽しい朗読に、ハーモニカとピアノの二人組パリャーソが音楽の彩りを添える。児童と谷川さんのQ&Aでは、「詩を書くとおなかがすきますか?」「何歳ですか?」など、大人には考え付かないような質問で谷川さんがたじたじに。後半は、一年生全員が舞台に上がって詩を読んでいく群読、順番に読む輪読の発表。たくさんの言葉と音楽が響きあい、出演者と児童が奏でる和音となっていく。子どもたちの元気で明るい笑い声から、詩を聴き、読む楽しみが伝わってくる。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第58回エンターテインメント番組部門優秀)

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忘れんようにしんさいよ 作曲家・川崎優が伝えるヒロシマ

川崎優さん(86歳)は、被爆体験がある唯一の現役音楽家とみられている。彼が作曲した「祈りの曲 第一『哀悼歌』」は毎年広島市の平和記念式典で演奏されている。川崎さんは東京出身。音楽学校在学中に学徒動員され、音楽家の耳を買われて特殊任務に就き、体を壊して父の郷里広島に身を寄せていて被爆した。爆心地から約1.5キロで瀕死の重症を負ったが、一命を取りとめ、その後フルート奏者・作曲家として国際的に活躍。被爆30年を機に市に献呈したのが「祈りの曲 第一」だ。この曲ができるまでに10年の葛藤があった。その後川崎さんはライフワークとして第二、第三と作曲し、被爆者であることも隠さなくなった。以来35年、この曲は市内の高校生らに演奏され続けている。一方、原爆の惨状を伝え、平和を訴える原爆音楽は2000曲以上あるとみられる。市民団体が企画したコンサート「ヒロシマ音の記憶」に川崎さんが招かれ、新曲「祈りの曲 第六」を初演し、被爆体験を語った。だが、そこでも語れなかった苦い記憶。その記憶を川崎さんが語る。原爆のことが忘れられないように。◆被爆65年RCCラジオ特別番組


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