ラジオ番組
がんからの出発 いのちみつめて
番組ID
R20121
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年04月28日(水)18:45~19:15
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
製作者
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
制作社
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
出演者
語り:大宮杜喜子
スタッフ
概要
癌患者やその家族が癌治療体験を語り、癌治療に対する疑問・質問に答えてゆく。今回は番組進行役の一人で、がん電話情報センターの橋本さん自身に焦点を当てる。◆橋本さんが相談員を引き受けるに至った背景には、息子の闘病体験があった。1986年夏、10歳の長男が慢性骨髄性白血病と診断された。橋本さんは市民団体をつくって骨髄バンク設立を訴えた。2年間で77万人の署名が集まり、ついに骨髄バンク設立が国会で承認。だが、あまりにも慎重な行政判断から作業は進まず、長男の病状は悪化していった。骨髄バンク実現の報に触れたのは無菌室内でのこと。骨髄バンク稼動直後の1992年2月、骨髄移植を待ち望んだ夢多き少年は他界した。「闘病中のあの子から、あるいは、あの時の自分からの電話だと思い、電話相談を引き受けることにした」という橋本さん。橋本さんが見つめ、向き合った長男の“いのち”について、橋本さん自身の言葉で綴る。