ラジオ番組
FBC報道特別番組 墨書の記憶 高速増殖炉もんじゅのナトリウム漏れ事故から5300日の記憶
番組ID
R20171
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年05月30日(日)12:15~12:59
時間(分)
45
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
福井放送(FBC)
製作者
福井放送(FBC)
制作社
福井放送(FBC)
出演者
語り:井上寿美枝
スタッフ
概要
わずか15世帯が暮らす敦賀半島白木地区。81歳の橋本さんは20歳から墨書で故郷の記録を書き残してきた。そこには、高速増殖炉もんじゅをめぐる動きや地元住民の率直な思いが綴られている。◆過疎化が進んだ40年前、過疎からの脱却と国策への協力を目的に、橋本さんは地区の先頭に立って誘致を決めた。その後はあっと言う間に道路や港が完成し、集落は大きく変容を遂げた。燃やした以上の燃料を生み出すと期待された「夢の原子炉」もんじゅ。だが、試運転の翌年にナトリウム漏れ事故が発生。隠ぺい体質が厳しく問われた。また、高速増殖炉そのものの安全性が問われる一方で、地域振興を求める声も高まった。そんな中、もんじゅは事故から14年5か月ぶりに原子炉を再起動。しかし、警報装置の故障などが相次いでいる。高速増殖炉は本当に夢の原子炉なのか。この先の筋道は誰にもわからない。橋本さんは今日もふるさとを思い、筆を執り続ける。