東欧崩壊の中で複雑な事情もからみ、サラエボは悲惨な戦場都市となった。ヤドランカと山路徹の対談を織り交ぜながら、ファマというグループが編集した「サラエボ旅行案内―史上初の戦場都市ガイド」を朗読し、サラエボと対立の歴史を描く。

著名人が自らの人生や仕事について語るシリーズ。川喜田二郎氏は探検調査をもとに文明論、組織論などを展開し、その過程で生み出された独自の発想法「ＫＪ法」は企業や学校など社会へ広まっている。３回目は新しい学問の拠点を目指した移動大学について語る。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は富山民謡と島根民謡の１回目。両県に伝わる「おわら節」を聴き比べる。曲目は富山の「越中おわら節」（２曲）、島根の「隠岐おわら節」。

著名人が自らの人生や仕事について語るシリーズ。随筆家の白洲正子氏は、何かに属さず、ただ自由に歌のみ詠んで生きた平安時代の歌人、西行に共感し、本も書いてきた。２回目は西行の待賢門院への恋について自論を語る。

著名人が自らの人生や仕事について語るシリーズ。緞帳作家の寺石正作氏は、日本の主要な劇場の緞帳を西陣織の技法を用いて３００枚以上手がけてきた。２回目は、日本の劇場における緞帳の歴史や、織物緞帳を手がけるようになった経緯を語る。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は栃木民謡と愛媛民謡の２回目。両県の草刈唄を聴き比べる。草刈唄とは、実際に草を刈りながらよりも、馬を曳いて草刈作業に向かうときの唄である。曲目は栃木の「草刈唄」、愛媛の「草刈唄（ソーダロ節）」「馬子唄」。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は神奈川民謡と広島民謡の２回目。リズムに着目しながら、両県の仕事唄を聴く。曲目は広島の「浜子唄」、神奈川の「箱根馬子唄」「箱根駕籠かき唄」。

著名人が自らの人生や仕事について語るシリーズ。川喜田二郎氏は探検調査をもとに文明論、組織論などを展開し、その過程で生み出された独自の発想法「ＫＪ法」は企業や学校など社会へ広まっている。２回目は、探検調査データをまとめる中で生まれたＫＪ法について、そしてデータを分析し、総合するという科学の方法論について語る。