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ラジオ番組

それぞれの「異国の丘」 シベリア抑留者のいま

番組ID
R20374
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放送日時
2011年11月19日(土)18:15~19:00
時間(分)
44
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽
放送局
山形放送(YBC)
製作者
山形放送(YBC)
制作社
山形放送(YBC)
出演者
語り:安藤勲、朗読:吉永小百合
スタッフ
構成:伊藤清隆、制作:伊藤清隆、音楽:渡辺寛、技術:渡辺寛、効果:渡辺寛、取材:渡辺寛、取材:三浦重行、取材:新野陽祐
概要
「異国の丘」は、作曲者の吉田正が知らないうちに世に出ていた。昭和23年(1948)、シベリア復員兵が「のど自慢」で歌ったのが内地の日本人が聞く最初だった。少年だった故橋本元首相はその時の情景を鮮明に覚えていた。その後、都会派ムード歌謡の名曲を次々に生み出す吉田は、抑留体験を語ることはなかったが、親しい人には“心の傷”を明かし、「生きることの喜びを歌に込めている」と話していた。秋田県に住む北嶋鉄之助さんは、吉田が抑留中に作った未発表の曲を60数年、たった一人で歌い継いでいた。吉田と収容所で同じ班だった山形県の神林共弥さんのもとに今年、強制労働を慰める菅首相の書状が届いた。神林さんは全国抑留者補償協議会(全抑協)の活動を振り返りながら、祖国の冷たさに怒りを表す。◆平成23年度文化庁芸術祭参加(初回放送2011年5月30日)
受賞歴
芸術祭賞(第66回優秀賞)、日本民間放送連盟賞(第59回報道番組部門優秀)、ギャラクシー賞(第49回奨励賞)

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