テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

働くがん患者学校

番組ID
R20396
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月15日(日)21:00~21:30
時間(分)
28
ジャンル
adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
製作者
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
制作社
日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
出演者
スタッフ
脚本:宮崎裕一、演出:宮崎裕一、制作:宮崎裕一、音楽:さかなちゃん、音声:宮崎裕一、効果:宮崎裕一
概要
“働くがん患者”のための情報番組。スタジオを学校の教室に見たて、働くがん患者が自らの思いを語り、生き方を学び合う。(2011年5月1日放送開始)◆番組進行役は、学級委員長の桜井なおみキャンベル(番組内のニックネーム)。この学校に集うのは、社労士コンちゃん(社労士)、美化委員ショー(銀行員)、新入生みどり(外資系会社人事部)、新聞委員ヨッシー(新聞記者)、ナースマン・ケンケン(看護師)など様々な背景を持つがん患者で、自らの体験、エピソード、アドバイスを披露する。第2回の今回は「国語:周囲とのコミュニケーション」と題し、1時限目は職場で上司、同僚、部下らに病気をどう伝えるか、2時限目は就職の面接時に病気を伝えるべきかどうか語り合う。働けるのに、面接で「治療に専念して」と言われた患者たち。2人に1人ががんにかかる現代、「他人事でなく、自分のこととして考えてほしい」と訴える。なお、プライバシー保護のため、出演者はニックネームで呼び合っている。

同じ年代の公開番組

風とロック ~I love you & I need you ふくしま

「大好きな人に大好きだと伝えることは、すべて“広告”である」と語るクリエイティブ・ディレクター箭内道彦が、全ての人の“広告”を応援するための「秘密基地」として贈る番組。◆福島県郡山市出身の箭内は、番組内で「福島なんかに帰りたくない」と語ってていたが、いつしか故郷に目を向けるようになり、2009年からは福島で音楽イベントを開催していた。そんな中で遭遇した2011年3月11日。箭内の故郷への思いは力強く発信され始め、生放送で「僕は一生、死ぬまで福島を応援し、支え続けることを約束します」と叫んだ。松田晋二(THE BACK HORN)、山口隆(サンボマスター)、渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)と4人で福島県人ユニット“猪苗代湖ズ”を結成し、故郷への恩返しをするのは今しかないと、福島へのラブソング『I love you & I need youふくしま』をレコーディングすることを決意した。誰よりも早い決断と行動。この日は急遽生放送で、できたての曲をオンエアする。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽radioラジオ番組
共生の民 40年目の衝撃 ~崩れた安全神話・若狭湾の憂い~

福井県の美浜原発は1号機が運転開始40年を迎え、後継炉の構想が浮上している。地元丹生地区の区長は、古い原発は不安だから新しい原発が必要だと考えている。同地区の町議会議員も、地域が雇用や経済の面で長年密接にかかわってきた現実も踏まえ、原発と安全に共生していくしかないと話す。一方、丹生から2キロ離れた敦賀市白木には、高速増殖炉もんじゅがそびえる。去年、ナトリウム漏れ事故から14年5か月ぶりに運転再開を果たし、未来のエネルギー確保に向けた国家プロジェクトは再開した。このもんじゅの誘致に取り組んだ男性は、60年以上ふるさとの出来事を綴っている。そこには、過疎からの脱却を目指した地域の思いがににじむ。東日本大震災による福島第一原発の事故は、原発と共生するリスクをまざまざと見せつけた。事故から1ヵ月後の敦賀市の市長選挙で、現職の河瀬氏は「あのような事故は絶対に起こさせない」と支持を訴えて当選、原発と今後も共存共栄する姿勢を打ち出す。事故の終息の兆しが見えない中、政府は原子力重視のエネルギー政策の見直しを表明。長年原発と共生してきた「共生の民」は、複雑な思いでその行方を見つめている。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組