テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

BSNラジオスペシャル たずさえて 盲導犬と初めて議場に立つ

番組ID
R20412
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年05月29日(日)11:30~11:59
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成
放送局
新潟放送(BSN)
製作者
新潟放送(BSN)
制作社
新潟放送(BSN)
出演者
スタッフ
演出:丹羽崇、制作:高坂元己
概要
長岡市議会議員の藤田芳雄さんは1999年4月の選挙でトップ当選を果たした。わずかに光を感じるだけのほぼ全盲だが、彼の選挙を支えたのは、盲導犬のオパールだ。しかし、盲導犬と共に議会活動をという希望に周囲から反発の声が上がる。さらに、初の障害者議員誕生に市役所は戸惑いを見せ、急遽点字プリンターなどを導入した。藤田さんは全国で初めて盲導犬を連れて議場に入り、一般質問に臨んだ。その後、公共施設のバリアフリー化を積極的に進め、中越地震、中越沖地震を機に災害弱者の名簿作りや福祉避難所の設置も進んだ。相棒のオパールは12歳で引退。藤田さんも今春、3期12年で議員生活にピリオドを打った。最後の一般質問を終えた藤田さん。その1週間後に東日本大震災が起きた。藤田さんは後輩に思いを託し、民間の立場で引き続き弱者に優しいまちづくりに取り組む。また、趣味のマラソンや太鼓の演奏、作詞と、健常者とともに精力的に活動を続ける。仲間に恵まれ、自らの運命に感謝する63歳の藤田さんに、新たな目標が待っている。

同じ年代の公開番組

風とロック ~I love you & I need you ふくしま

「大好きな人に大好きだと伝えることは、すべて“広告”である」と語るクリエイティブ・ディレクター箭内道彦が、全ての人の“広告”を応援するための「秘密基地」として贈る番組。◆福島県郡山市出身の箭内は、番組内で「福島なんかに帰りたくない」と語ってていたが、いつしか故郷に目を向けるようになり、2009年からは福島で音楽イベントを開催していた。そんな中で遭遇した2011年3月11日。箭内の故郷への思いは力強く発信され始め、生放送で「僕は一生、死ぬまで福島を応援し、支え続けることを約束します」と叫んだ。松田晋二(THE BACK HORN)、山口隆(サンボマスター)、渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)と4人で福島県人ユニット“猪苗代湖ズ”を結成し、故郷への恩返しをするのは今しかないと、福島へのラブソング『I love you & I need youふくしま』をレコーディングすることを決意した。誰よりも早い決断と行動。この日は急遽生放送で、できたての曲をオンエアする。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽radioラジオ番組
ラジオで、つなぐ。 震災ドキュメント 故郷のかけら

KBS京都ラジオは、東日本大震災から1ヶ月後(4月11~13日)と2ヶ月後(5月14・15日)に宮城県を訪れ、ボランティア拠点や避難所、瓦礫の街、商店街などを歩いて人々から話を聞いた。被災者やボランティアらの肉声で被災地の現状を綴る。◆4月、登米市の旧鱒渕小学校に本部を置くボランティア団体のスタッフが、これまでの思いや現時点での問題点を語る。次に出会った被災者グループは、二次避難所を探していた。世代などによって今後のビジョンも異なる。旧鱒渕小学校避難所で開かれるはずだった音楽会の結末も見届ける。石巻市女川総合体育館や南三陸町志津川小学校では、被災者が震災当日の出来事を振り返る。石巻市の商店街では、注文した新入生と家族を気遣いながら、制服店が一軒だけ営業していた。気仙沼市小泉中学校では阪神淡路大震災を体験した男性に会う。◆5月、再び宮城県を訪れる。今後の生活に不安を抱える高齢者、仕事再開に向けて動き出した漁師、震災を次代へ伝えるべく奮闘する教師。それぞれの言葉の背後には、確実に動いている被災者の時間があった。最後は、ツイッターを通じて失われた故郷への思いを叫ぶ福島市在住の詩人、和合良一さんが「詩の礫」を朗読。悲しみの中に一縷の希望を見出した一編の詩に耳を傾ける


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組