ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は秋田民謡と鹿児島民謡の２回目で、両県の賑やかな踊り唄を聴く。曲目は鹿児島の「天草節」、秋田の「秋田音頭」「秋田おはら節」。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は南部民謡（岩手県と青森県東部）と宮崎民謡の１回目。宮崎の「刈干切唄」と南部の「牛方節」を聴き、遠く離れた土地なのになぜよく似た曲なのかを考える。

新美彰さんは１９４２年にフィリピンに渡り、熊本県出身の男性と結婚し娘をもうけた。しかし終戦の１週間前に娘が亡くなり夫も戦死した。戦後５０年、新美さんはフリーライターの水間摩遊美さんとともに、慰霊のためフィリピンを訪れた。

信州・北佐久地方に伝わる歌「小室節」。信州大学の村杉弘名誉教授は研究を進めるうちにモンゴル民謡「小さい葦色の馬」が小室節のルーツではないかと思うに至った。村杉氏の説を検証していく。

ＮＨＫが半世紀にわたって記録してきた２万曲の日本民謡の中から紹介する番組。東西異なる地域の唄を聴き比べていく。解説は音楽学者の小島美子さん。◆今回は宮城民謡と大分民謡の１回目で、両県の祝い唄を聴く。曲目は大分の「ヨイヤナ節」、宮城の「さんさ時雨」「仙南長持唄」。

１９３５年６月１日、日本初の海外向け短波放送が開始された。当時は１日１時間英語のみの放送であったが、現在は１日延べ６５時間２２言語の放送が行われている。国際放送・ＮＨＫラジオ日本開局６０周年記念として、世界各地にリスナーを訪ねる。

冷戦終結により国際放送の役割は大きく変わろうとしている。西側のプロパガンダとして最大の役割を果たしたラジオ・フリー・ヨーロッパ／ラジオ・リバティを例に、国際放送の歴史と現状を考える。（英語版）

青森から旧・満州国（中国東北部）の黒河県に入植した３００人は、日ソ開戦と同時にはるか南の北安をめざし逃避行を開始した。開拓団がたどった死の逃避行の２か月間とその後を数少ない生還者の証言でつづる。