テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

原発マネーの代償 ~佐賀・玄海町 シナリオの誤算~

番組ID
R20853
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年05月29日(火)21:10~21:55
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
九州朝日放送(KBC)
製作者
九州朝日放送(KBC)
制作社
九州朝日放送(KBC)
出演者
語り:小山茉美
スタッフ
構成:岡本軍治、ディレクター:岡本軍治、プロデューサー:花田明男、制作:岩本智、録音:衛藤紀幸、編集:富山孝洋、効果:郡孝司、取材:岡本軍治
概要
佐賀県玄海町は玄海原子力発電所を抱える人口6300人の小さな町だ。原発は今や町民の“生活の糧”となっている。建設にあたり、町と住民には国や電力会社から巨額の“原発マネー”が降り注いだ。玄海町はもはや原発マネーなしでは生きながらえない町だ。しかし、福島第一原発の事故後、定期検査で停止した原発は止まったままだ。原発再稼動への筋道が見えない中、町はどこへ進もうとしているのか。原発建設以来、交付金や補償金が町をどう変えてきたかを明らかにしていく。一方、原発建設に揺れる山口県上関町祝島では、漁民らが原発マネーの受け取りを頑なに拒否し続けている。また、茨城県東海村は東海第二原発を抱えながらも「脱原発」を宣言し、原発依存から抜け出そうとしている。原発マネーに夢を託した玄海町の光と影を見つめる。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第60回報道番組部門優秀)

同じ年代の公開番組

防災ラジオ 私達にできる事

毎週金曜の12時10分から放送している10分間の防災情報番組。(3回分を公開)◆3月9日の放送は、東日本大震災から1年を迎える被災地からのレポート。高倉記者が宮城県名取市と石巻市をを取材し、仮設住宅に暮らす人々の声や街の様子、復興状況を伝える。首都圏で同様の災害が起きれば、地下街で大きな浸水被害が予想される。◆4月13日、20日放送では、東日本大震災からの教訓を首都圏にどう生かすか、早稲田大学教授の柴山知也さんに東京湾と神奈川県沿岸地区の防災注意点を聞く。「想定外」をなくそうと、津波被害の新しい予測図が発表された。その図には、横浜駅周辺や横浜スタジアムなど、従来よりも大幅に拡大した浸水予想地域が示されている。過去には鎌倉大仏が浸水した記録も残っている。高い避難場所のない海岸では、避難タワーの建設や海水浴客への備えも必要だ。柴山さんは、一人一人が災害リスクに敏感になって、自宅や学校、職場で地震に遭うと何が起こるか、どう避難するか常に考えることが重要だと訴える。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組